正に米国仕様。リメイク版オールド・ボーイ予告編公開
ある日、何者かに拉致され、理由も明かされぬまま15年間監禁され続けた男の凄絶な復讐劇をペーソス交じりに描いた「オールド・ボーイ」。
その米国版リメイクの予告編が公開されました。
予告を観る限り、基本骨子はオリジナルとほぼ一緒ですが、背景が米国仕様。
主人公(ジョシュ・ブローリン)が拉致されるのは1993年10月8日。
監禁部屋にはテレビがあるので、ニュースを見ることはできます。
クリントン政権、ブッシュ政権、9.11、ハリケーン災害、オバマ政権などが監禁時間の背景として流れていきます。
こういう味付けの仕方は良いですね。
ただ、不安材料がふたつほど。
其の壱:監督がスパイク・リー。
滅茶苦茶、相性が悪いです(笑)。
其の弐:脚本がマーク・プロトセウィック。
代表作が「ポセイドン」「アイ・アム・レジェンド」。劣化コピー作らせたら世界で五指に入るのではないかと思える逸材です。
折角の日本人原作(土屋ガロン:作、嶺岸信明:画)なので、成功はしてもらいたいのですが…。
全米公開は2013年11月27日。
※予告を観たい人はこちら→http://trailers.apple.com/trailers/filmdistrict/oldboy/#videos-large