
『一殺多生。浮かばれぬ哀れなひとたちを成仏させるためなら、あたしは喜んで地獄に落ちます』

結構好きな作品だったのでちょっと残念。
寺社方ゆえに町方の事件に手を出せないという葛藤は新機軸かもしれません。
社会通念のネジが適度に緩んでいる駄目な大人の集まりというのはお約束。
源八郎は情婦(片桐夕子)囲って、香月尼から借金しまくり(返す気無し)。
香月尼は財政難の寺を支えるため、寺内で賭場開帳(仕切りは留吉)。
フリーダムです(笑)。
場面を“盛り上げる”曲作りに関しては筋金入りと言って良いと思います。
必殺の平尾昌晃も素晴らしいですが、ナベタケさんの音楽も負けず劣らずです。
いっそ本作もジャ●ーズでリメイ…すみません、何でもありません。