ゾンビものはもう打ち止めか、的な事を言った舌の根も乾かぬうちになんですが、オーストラリアから楽しげなゾンビ映画の予告が飛び込んでまいりました。
インド人がどんな料理を作っても最後はカレーにしてしまうように、オーストラリア人が作れば例えネタがゾンビでも行きつく先はマッドマックス。
「WYRMWOOD THE ROAD OF THE DEAD」(2014年/Kiah Roache-Turner監督)
ゾンビ・アポカリプスなる災厄で「えらいこっちゃ」になった近未来。
整備士バリーは謎の科学者グループに誘拐された妹を奪回するためチームを結成。
何か今回、ゾンビが燃料になるっぽいのですよ。息が可燃ガスになっているみたいで(マッドマックス2のガソリン争奪戦に終止符!)。
で、ゾンビを燃料タンク代わりに車に括り付け、狂い咲きサンダーロードなコスチュームに身を包んでいざ出陣!
滅茶苦茶です(←褒めています)。
ゾンビ蹴散らしながら、カーチェイス&銃撃戦。
いやあ、昔の「チェーン・リアクション」とか「バトルトラック」(これはニュージーランド産)を彷彿とさせるテイストではありませんか。
間違いなく心意気だけを煮〆た低予算B級ですが、まだまだゾンビは行ける!…かも(弱気)。
因みにゾンビ化の試験紙はビール。こいつが舌に合わなくなったら、それはゾンビ化の証。
※レッドバンド・トレーラーはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=DDntGp7vTLA&feature=youtu.be