デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

もし、天使編と最終戦争編を抱き合わせたら…。 サイボーグ009 VS デビルマン(の予告編)

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『サイボーグ009 VS デビルマン2015年/川越淳監督)の予告編が公開されました。
 
無茶な企画です(笑)。
 
これまでもVSものは多数つくられてきましたが、大抵は同一作者のキャラが夢の共演という体でした(「マジンガーZ対デビルマン」など)。
 
今回は作者が異なります。石ノ森章太郎VS永井豪です。どちらも反体制、反権力をテーマにしていますが、アプローチが真逆。
 
ヒーロー像も出自が独自。石ノ森ヒーローは大抵が「別になりたくてなった訳じゃねぇんだよ」系ですが、永井ヒーローは(悲壮な決意を伴っているとは言え)「やってやろうじゃねえか」な積極系が多いような気がします。
 
また、これまでのVSものは、VSと言いながら実態は共闘。最初はいがみ合っていてもすぐに和解して、より強大な敵に挑むというのがパターンでした。
 
今回は、本当に(文字通り)拳を交えていますね。


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気になるキャラデザですが、デビルマンは原作版とアニメ版をいい感じにミックスしています。


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不動明も同様。飛鳥了が出て来るあたり、設定は原作準拠なのかもしれません(「妖鳥死麗濡編」と思しき構図があります)。


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ジンメンも登場するようですが、こちらも原作準拠(OVAとも違う)のようです。


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島村ジョーは福山潤不動明が浅沼太郎、飛鳥了日野聡
 
「えむえむ」砂戸太郎(真性ドM)、「生徒会役員共」津田タカトシ(下ネタ専門ツッコミ)、「まよチキ!坂町近次郎(女性接触恐怖症)、夢の共演(笑)。
 
牧村美樹が速水沙織(「えむえむ」で太郎をドMに目覚めさせた結野嵐子)なので、是非、美樹得意の平手打ちをジョーに浴びせて、ジョーが何かに目覚める、という展開を期待しております(あるわけないだろ)。


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しかし、(これもないと思いますが)もし、009『天使編』デビルマン『最終戦争(アーマゲドン)編』を抱き合わせたら…と考えると、ぞろりと粟立つものがありますね。
 
『サイボーグ009 VS デビルマン』は1017日より新宿バルト9ほか2週間限定イベント上映。
 



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