
『大気層を制御した?! 何という科学技術!』
『ただの魔法ですぅ!』
魔法少女(いや、魔女っ子)、侵略者、正義の宇宙人、変形ロボ、妖怪、そして超人。
昭和ヒーローのジグソーパズルです。
「コンクリート・レボルティオ 超人幻想/第1話・東京の魔女」
神化41年。架空の年号ではありますが、そのまま昭和に置き換え可能。
違うのは、超人と呼ばれる能力者(地球外生物含む)が存在していること。
能力を正しく使う者がいる反面、犯罪に使用する者もいるため、世間から認知はされているが、市民権を持つほど容認されているわけではない人たち。
理由は、“むせ返る昭和臭”“燃える特撮魂”“熱いヒーロー・リスペクト”、そしてボンズのノスタルジックなのにポップな作画(キャラは石ノ森+手塚な感じ)。
悪しき超人を排除し、善き超人を保護する超過人口審議研究所(通称:超人課)の職員・人吉爾郎(ひとよしじろう)。彼の仕事に巻き込まれた魔女っ子・星野輝子(ほしのきっこ)。

ウェイトレスは世を忍ぶ仮の姿。その正体は?



オーゲンにその人間から離れろと命じる爾郎。しかし、ひとつの命を分け合っているオーゲンと人間が分離すると…。
第1話は神化41年7月と5年後の神化46年4月を行き来する時間差構成。

一瞬の混乱はありますが、互いに補完、謎の積み残しを最小限にしているので、ある意味良心的。
円谷×石ノ森。越境代理タッグの趣き。先が読めないので次回が楽しみです。

EDはシュール&サイケ。