デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

そつ無くまとめてしまった…。 がっこうぐらし! ♯12 最終回 そつぎょう

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原作とは異なる分岐を重ねて、「おっとこいつはアニオリラストか?」と期待しましたが、結局はほぼ原作どおりのエンディングとなりました。
 
もう少し冒険して欲しかったなぁ。
 

がっこうぐらし!/第12話(最終回)・そつぎょう」

2015924日深夜BS11放送/海法紀光脚本、許平康演出)
 
初期感染対処薬を確保したものの、ゾンビの大群に囲まれて絶体絶命のりーくん。
 
原作では、対めぐねえ戦の後はすんなり部室に戻っているので、この変更は最終回らしい盛り上げで◎。


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放送室を目指したゆきは目前でゾンビに阻まれ大ピンチ。救ったのは…太郎丸
 
ゾンビ化していてもゆきを守るあたりは健気。これまでこの犬にはさんざっぱらイライラさせられて来ましたが、ようやく役に立ってくれました。
 
放送室に入ったゆきはマイクを取って下校放送を。
 
生前の生活習慣に則って帰宅するゾンビというのは面白い発想ですが、全員素直に指示に従うってのは都合が良過ぎやしませんか。
 
前回、りーさんがくるみ殺害を諦めちゃっているので、りーさんが包丁を振り上げた瞬間、間一髪でみーくんが帰還するという原作シーンはカット。


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あとは、くるみ復活、太郎丸一瞬復活→衰弱死、卒業式を経て旅立ち。


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原作では屋上のソーラーパネルを引っぺがしてめぐねえの車をハイブリッドにするという“鉄腕DUSH”な離れ業をみせていましたが、流石に現実味が薄いと思ったのか、普通に運転しておりました(笑)。
 
全体的な感想としては「日常描写が多過ぎウザ過ぎ」でしたね。異常な環境下における日常という色眼鏡を視聴者がかける事でかろうじて見られるものになっていましたが、日常描写自体は正直、面白くもなんとも。
 
閉鎖空間におけるサバイバル人為的(かもしれない)パンデミックの謎の部分を膨らませてくれれば、面白さに弾みがついたと思うのですが(ぶっちゃけ、ゆきと太郎丸の描写を半分、いや3分の1以下にしてくれるだけで円盤購入の決心はついた)。
 
さて、アニメ版では、ゆきの猫帽子とクマのぬいぐるみを学校に置いてきてしまいました。
 
特にクマのぬいぐるみは今後も重要アイテムになるので、これを置いてきたという事は2期は無い(もしくは関連エピ割愛or代替品用意)かもしれません。


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Cパートでトーコが登場したのは伏線か、ただのファンサービスか…。

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