
ジャングルで、お墓暴いて、大惨事。
タイトルからこういう↓内容を想像していましたが全然違いました(当たり前だ!)。

「マンドレイク 人喰い植物のえじき」
(2010年/トリップ・リード監督)
大富豪に雇われた遺跡発掘の探検隊がジャングルに踏み込んで墓暴いたら、現地人やら森の神様やらの怒りを買って大騒ぎ。

ジャングル×ジモティー×人喰い植物という意味では「パラサイト・バイティング 食人草」と同じ箱です。
違うのは“人喰い植物”がモンスターチックにデザインされていること。
これによって、秘境パニックにUMAな香りが上塗りされました。

残念だったのはジャングルが雑木林にしか見えなかった事と、ジャングル・ジモティーが秘境コスプレのモデルさんにしか見えなかった事。
皆さん、ビルドアップした肉体の持ち主なのですが、顔綺麗だし、髪の毛サラサラだし、日焼けしてないし、肌すべすべだし。
もうちっとこの人たちが、“森と生きる現地人”としてのリアリティを具備していれば、文明人×未開人×UMAという三つ巴戦の説得力が増したと思います。
よくまとまったシナリオだっただけに残念。