デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

妹型対太田決戦兵器。 田中くんはいつもけだるげ ♯7

イメージ 1
 
5話でその存在を匂わせていた田中妹がついに登場。
 
それは新しいツンデレの形。
 

田中くんはいつもけだるげ/第7話・田中くんのバレンタイン」

2016521TOKYO MX放送/福多潤演出)
 
今回は「このすば」監督の金崎貴臣が絵コンテ切っています。
 
214日。田中の鞄の中にバレンタイン・チョコが。差出人不明。メッセージカードは脅迫状形切り貼り文。何故か太田宛98円板チョコ貼付。


イメージ 2
一体誰が…。
 
明らかに“本命”なチョコに後ずさる田中。
 
『本気チョコに真摯な対応ができる自信が全くないから…つらい』

『エロに興味はあれど、そこに辿り着くまでのプロセスが超めんどい』


…あ、うん、まあ、確かに。
 
第一候補は宮野。しかし、


イメージ 3
 
『(田中くんたちは)異性と言うよりは神様仏様って感じで…』
 
異性以前に人ですらなかった(笑)。では“マカロンさん”白石か。


イメージ 4
 
『ぼっち過ぎて縁のないイベントだったから(忘れていた)』
 
宮野でも白石でもないとすると…万策尽き果てた二人の前に現れたひとりの少女。


イメージ 5
 
『田中、見るな! ドッペルゲンガーだ!』
 
と太田が取り乱すほどに田中コピーなその子こそ田中妹・莉乃(本作中唯一フルネームがわかるキャラなのでは?)。
 
流石田中妹。全身からけだるげオーラ射出。クールとは一味違う退廃と混沌を練りこんだ中学生。
 
で、兄同様ぐったりばったりかと言えばさに非ず。家事をテキパキこなす“出来る”子でした。
 
こういう場合、駄目兄を見下すケースが多いのですが、どうもこの子は兄を溺愛しているブラコンのようです。


イメージ 6
 
当然、ライバルは常に兄に寄り添っている太田。甘党の太田にブラックコーヒーを振舞う嫌がらせ攻撃。しかし、あらゆる攻撃をポジティブに受け流す太田には暖簾に腕押し、糠に釘。
 
『コーヒー、美味かったぞ』
 
(不味かったくせに。甘党だって知ってたからわざとだもん。むかつく。お兄ちゃんと一番仲いいのは私だもん。太田になんか渡さないんだからね。あれはお兄ちゃんの好きそうな味を何種類か研究して、何回も試作してようやく完成したチョコなのに…)


イメージ 9
『(ボイスレコーダーから)太田の声しか聞こえない! 太田、むかつく!』
 
何だおい、可愛過ぎるぞこの妹。ツンデレ健気じゃないか。女子キャラ外れ無しだな。

イメージ 7イメージ 8←ランキング投票です。よろしければワンポチを。