『お前も蠱毒の呪いの一部になるのだ』『や、やめろぉ!』
第4話でかっちょ良く影鰐を発動させたものの、謎の少女ナギに倒され、第5話で猿楽製薬に救出(と言うか再拘束)された番場先生。
ピンチ姫改め眠り姫となった番場先生は、影鰐誕生の瞬間を、そしてヤグル族の幼女ナギが眼前で母親が影鰐に捕食される瞬間を幻視する。
それは蠱毒の術をあみ出したが、敵対部族にその術の一部とされ、影鰐となってしまったナギの父親の記憶。
蟲は、蟲はいやぁ!
「影鰐-KAGEWANI-承/第8話・記憶」
(2016年5月15日深夜BS11放送/高嶋友也監督)
おお、これって、アモンの肉体を奪い精神を乗っ取ってデビルマンとなった不動明がアモンの記憶を共有する、あの流れですね。
奇しくも幼少期に両親を影鰐に捕食された過去を持つ番場先生とナギ。
片や影鰐と合体・融合してひとつに、片や影鰐撃退の神具である音叉を託され影鰐ハンターに。
ハンターとして成長したナギ(第5話より)。
ベタですが見事な対比。にしても4話の最後に倒されてから8話まで寝っぱなしってのはどうなのよ、番場先生。もうちっと主役の自覚ってものを…ってまあ、その方が番場先生らしいか。