デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

影を継ぐもの。 影鰐 KAGEWANI―承― ♯13 終局

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洞窟の中。一段高い所から自らを選ばれし者と宣言し、人類を導く義務があるというご高説を垂れる…完全に“影を継ぐもの”マサキケイゴをなぞっています。


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光になろうとした男、マサキケイゴ。影を飲み込もうとした男、木村雅貴。
 
二人の“マサキ”に訪れる運命は。
 

「影鰐 KAGEWANI―承―/第13話・終局」

2016626日深夜BS11放送/高嶋友也監督)
 
番場の中に眠る影鰐を吸い出して勝ち誇る木村。その背後に現れた影は…猿楽製薬元重役兼生物兵器開発局局長・本間丈二!


予想通りタイラント化していた本間の爪が木村の腹部を一気通貫

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左は黒幕ウェスカーを一突きにする本家タイラント
 
苦痛と怒りに歪む木村の表情がいい。
 
義手に仕込んだレーザービーム(なんじゃそりゃ)で本間の腕をぶった斬ると影鰐発動させて四肢解体。蠱毒の古井戸へアディオス・アミーゴ!


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『貴様はここで脱落だ!』高笑いとともに古井戸に消える本間。
 
が、木村自慢のダイソンは吸引力が落ちた上に影鰐逆流。
 
「番場先生、私を笑いますか? 私は…選ばれてなどいなかったのか…」
「そんなこと誰にも決められない」
 
木村を見つめる番場先生の目が慈愛に溢れている!
 
「ええ、そうですね。でも最期くらいは自分で決めさせてください」
「木村…」
「さあ、番場先生、この影鰐と共に私を!」


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番場影鰐VS木村影鰐。このシリーズを一言でまとめると番場と木村の愛憎劇という事になりますか。
 
木村は番場になりたかったんでしょうね(これ腐女子には堪らない設定なのでは?)。
 
ひときわ大きく伸びる番場の影。1期最終話で木村に放った影鰐とは意味合いがまるで違う一種の介錯


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猿楽製薬ブラボーチームは木村の遺体を発見できず(本間の遺体は見つけたようですが、直後に殲滅された模様)。
 
続きは「転」…という事でいいんですよね。

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