久しぶりにお酒の話しを。
酒を飲む目的は酔っ払うこと。であれば一撃最短で目的到達できれば言うこと無し。
アメリカの発電用ボイラー建設従事者が、一発で酩酊するために、飲みかけの缶ビールの中にバーボンを入れたのが発祥、という説があるビールベースカクテル、それがボイラーメイカー。
まずはジョッキにビールを。次にショットグラスに注いだウイスキーをショットグラスごとジョッキの中にどぼん。
これをぐいっと一気飲み。最後はジョッキの中を滑り降りてきたショットグラスを前歯で受け止めてフィニッシュ!
このカクテルを広く世に知らしめたのが、
「リバー・ランズ・スルー・イット」
(1992年/ロバート・レッドフォード監督)
飲んでいたのはクレイグ・シェイファー。
注文は字幕では『ウイスキーとビール』でしたが、台詞は『Give Us A Couple of BOILERMAKERS』。
作法に則り、ショットグラスをジョッキに沈めたクレイグは景気良くビールを飲み干すと、ショットグラスをかぽっと咥えて会心の笑顔。
私は前歯が少々弱気(医者から「今度欠けたら差し歯ね」と言われている)なので、このカクテルはかなりチャレンジャブル。
因みにウイスキーをテキーラに変えるとサブマリノというカクテルになります。