本日のお題は「ワイルドなカクテル」。
昔「こち亀」で両さんが、ウイスキーをラッパのみした後、「ストレートは胃に悪いかな」と水道水をがぶ飲みして胃の中で「水割り」にするというシーンがありました。
胃の中とまではいきませんが、口の中で合体させるカクテルというものは存在します。
その代表が「ニコラシカ」(写真上)。
作り方は、
- リキュールグラスにブランデーを注ぐ。
- グラスに蓋をするようにスライスレモンを置く。
- レモンの上に上白糖を一山盛る(完成!!)。
で、飲み方は、
- レモンで砂糖を包む様につまみ、がっつり口に含む。
- 酸味と甘味が口の中で渾然一体となった所でブランデーを一気に煽る。
- 口の中で全てを混ぜて飲み下す。
もう野蛮と言っていいくらいワイルドな飲み方です。
ワイルドなカクテルをもうひとつ。「リバーランズスルーイット」の中でグレイグ・シェーファーが飲んでいた「ボイラーメーカー」(写真下)。
バーボンを満たしたショットグラスを、ビールジョッキに沈めて一気飲み。最後は滑り落ちてくるショットグラスを歯で受け止めてフィニッシュ!
実に男らしい(アメリカらしい?)飲み方です。歯に自信のある人は是非一度お試しを。
余談ですが、「河はそれを通って流れる」とか「下の方に横たわっているもの(ホワット・ライズ・ビニーズ)」とか訳の分からない原題カナ書き写し邦題、やめてくれませんかね。