デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ハングルか…。 ブレードランナー2049(の予告編)

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Replicants are like any other machine -they are either a benefit or a hazard. If they are a benefit, it's not myproblem.

 

レプリカントは機械だ。利益を生むが脅威にもなる。利益であれば俺の問題じゃない』

 

聞き慣れたモノローグの主は勿論リック・デッカード

 

ブレードランナー2049(の予告編)」

2017年/ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)

 

お話は1作目から30年後。LAPDKライアン・ゴズリング)が、あれ以来消息を絶っていたデッカードを求め、30年前の真相に迫る…というもののようです。


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今回公開されたのは138秒のティーザートレーラー。

 

映像の断片ではありますが、気になる所がひとつふたつみっつ。

 

まずKが辿りついた建物に掲げられたハングル文字


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30年前は漢字・カタカナ・ひらがなだった混沌の記号がハングルに置き換わってしまいました。作り手には相応の理由があったのだと思いますが、ぶっちゃけこれだけで観る気が30%以上失せました。

 

もうひとつ、老けまくったハリソン・フォードの登場。


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う~む。これでデッカードレプリカント説が崩れてしまいましたね。劇場公開版から完全版・最終版DC版、ファイナルカットに至るまであれだけ用意周到に仕掛けたネタが皺と白髪でパーとは…なんとも索漠とした気分です。

 

あと、映像が綺麗すぎ。オリジナルにあった猥雑さ、湿気、混沌、終末観といったものが文字通り綺麗に無くなっています。

 

何と言うか「不安しかない」予告第1弾でした。今後の巻き返しに期待します。

 

問題の予告はこちら


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