1クールからはみ出した最終2話が1ヶ月遅れという変則放送になった「とらぶるダークネス2nd」の北米版BD-BOXが昨年末発売されました。
器用な湯気も謎の光も綺麗にとっぱらわれたBDは、間違ってもご家族団欒時には再生できない禁断の果実。
あわや地球が真っ二つ、という冗談の様な危機を回避して元の日常を取り戻した彩南町のその後を描く原作単行本第17巻も12月に発売。
今回の目玉は何と言ってもヤミの告白。
『もうっ 鈍いですね あなたはっ!!
恋の…標的(ターゲット)…です』
恋の…標的(ターゲット)…です』
どさくさまぎれとは言えようやく…かなりの読者がこのコマに喝采を送ったのではないでしょうか。
個人的見所は籾岡のハーレムルート本格参戦。
これまで限りなくモブに近い扱いだった準レギュラー籾岡里紗がララら三姉妹、美柑不在時に結城家急襲。シャワー上がりに誘惑モーション。
リトが体内に保護しているネメシスがリトの体を操作して前戯OK・準備万端。
最終的には邪魔が入って籾岡の野望は未遂に終わるのですが、驚いたのは単行本発売から1ヶ月で“もし、邪魔が入らなかったらどうなっていたか”を描いた「薄い本」が出たこと。
同人誌の機動力とイマジネーション(リミッター不在の妄想)には頭が下がります。
“好き”はあらゆる動機を凌駕する行動指針なんですねえ…。