『…りっちゃんは 大馬鹿者 だよ』
アニメ第2期が絶賛放送中の「ぼく勉」原作単行本最新刊が発売されました。BD同梱という豪儀な仕様で。
「ぼくたちは勉強ができない/第14巻」
(2019年11月1日発売-奥付は11月6日1刷-/筒井大志著)
自分の事が嫌いな緒方。学校で出会った、人当たりがよく誰からも好かれる美人、古橋文乃。自分の対極にいる存在。彼女こそ…
文乃になりたかった。無理は承知。でも、人の気持ちに聡くなれば、その分だけ自分を好きになれると思っていた。それなのに…
芽生えた感情は思いやりになり誇りになり嫉妬になり…。
視点を変えて古橋。捌ききれない感情を持て余しているのは彼女とて同じこと。
成幸が緒方に仕掛けた試験を装ったゲームとは…(こういう話をナチュラルにぶっこんでくるから気が抜けないんだよなぁ)。
という直球エピといつもの面々によるドタバタ、更には成幸がタイムスリップして高校時代の真冬先生とデートし歴史改変まで果たすという「ファイナル・カウント・ダウン」的SF要素までつぎ込んだ(無茶するなぁ…)豪華な展開なのですが、一番心に残ったのは古橋(の父)が預かった猫が暴れて大騒ぎな「問121.時に愛すべき獣は波乱と[x]をもたらすものである」
ヒロインの猫化と言えば「To LOVEるダークネス」の単行本第5巻(2012年8月17日発売)限定版附随OVAに収録されている「Body tuch?~ニャンダフルライフ~」。
こっちは本当に猫になっているのですが、ヒロインとは猫化する生き物なんですねえ。
※同梱BDのレビューはまた別途。
★ご参考