デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

だって貴方は…。 ダーリン・イン・ザ・フランキス ♯10

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『これからも(都市と大人を)守るよ。
俺もっと戦うから!戦って戦って戦って叫竜を倒しまくって。
そしたらいつか、俺もオトナになれるんだよね?
だからいつか俺がこの都市に住めるようになったらそしたら
えっと、かぞ…と、友達になってくれますか?』

『そんなの無理に決まってるじゃないの。だって貴方は…』
 

貴方は…何?

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス/第10話・永遠の街」

2018317BS11放送/中園真登演出)

 

個性が連携を生み、チームとしての統率がとれてきた13部隊に褒章(勲章授与)が。

 

授与式会場は第一庁舎。そこはパラサイトが決して足を踏み入れることが出来ない都市内部。オトナの居住区。

 

オトナ憧憬度MAXなゾロメはテンションもMAX


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広大で美しいが人の気配がない都市。思いのほかあっさり終わった授与式の帰り道、仲間とはぐれ怪我をしたゾロメ。手当てしてくれたのは年齢不詳なオトナの女性。

 

『良かったわ。治療を済ませたのになかなか目が覚めないので心配だったの。貴方、私達とは身体とか少し違うでしょ?メディカルチェッカーもまともに反応しなかったの。だけど、ペット用の設定なんかを試して、いろいろやってみたら上手くいったわ』

 

口調は優しいですが、何気に不穏かつ物騒な単語並べています。


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彼女との会話で分かったこと。


 ・昔は味覚を楽しんでいたけど今は必要ない。

 ・昔は生活や生殖を目的として男女一組で特別な関係を作っていた。

 ・自分にもパートナーがいるが、どんな声だったかも覚えていない。


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彼女のパートナーは脳の報酬系を活性化させて幸福成分充填中(なにそれ怖い)。
 

ここは理想郷ボルテックスのような所みたいです。

 

そしてゾロメを引き取りにきた都市職員らしき人間の台詞。

 

『余計な手間を増やすな。ここはお前たち細菌保持者の入って良い所じゃないんだ』

『止めておけ。こいつらも被害者みたいなものだ。可哀想な奴らなんだよ』

 

パラサイトは細菌保持者? 食事など身の回りの面倒は全て“見えないお世話係”が見てくれているのに唯一、風呂掃除だけは自分でやらなければならない理由はそれか。

 

それにしても優しい女性の拒絶の台詞『だって貴方は…』の続きが気になります。


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一方、ゼロツーは牙が育って叫竜化の兆し。何か「ブラック・ブレッド」その他色々デジャヴですが、こちらも気になります。

 

長いなぁ、2クール。



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