過去と経緯を知る男、ヴェルナー・フランク(後のフランクス博士)。
ひとつ昔話を語ろうか…。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス/第19話・人ならざるモノたち」(2018年5月26日/原田孝宏演出)
タイトルだけ見ると「人の造りしもの」を思い出してしまいますが、中身は「ゼーレ、誕生」。
左:ゼーレの前でこれまでの経緯を回想する冬月先生。
謎の組織APEにヘッドハンティングされた科学者フランク。与えられたテーマは不老不死。
永遠の命の代償は生殖能力の放棄。マグマ燃料がもちらした物質文明の極みと種としての退廃。地上の砂漠化。
やがて現れる謎の巨大生命体「叫竜」。対抗手段として開発された人型決戦兵器フランクス。
フランクス起動の条件はパイロットに生殖能力がある事。実験を買って出るフランクの妻カリナ。
勿論、起動実験は被験体大暴走で妻死亡(左は起動実験で暴走するエヴァ零号機)。
墓は基本。
フランクスの搭乗員として造られ管理・育成された不老不死ではない人間「コドモ」。
より完全な生命体を求めたフランクは叫竜の女王蜂とも言うべき異形の娘に出会い一目惚れ。
腕噛み千切られて恍惚。完全に変態です。
腕1本と引き換えに手に入れた髪の毛からクローン作りに没頭…。
つまりこれがゼロツーだと…。
物語の世界観、オトナとコドモ、フランクスとパラサイト、様々なテーマがフランクの語りによって一気に解明されました。
あとはAPEの正体と目的が分かれば…。
※最後の〆が“そしてすべてのコドモたちに「おめでとう」”だったらどうしよう…。