
7月から始まる第3期。2期終了時の予告によれば、3期のゴールは海。
壁の中の戦いに決着をつけ、遂に海を見ることになるエレン達。しかし、海はゴールではなく、本当の世界に繋がるスタートライン。
更なる地獄を見る前に、まずは2期のおさらいを。
「進撃の巨人 Season2」【北米版BD-BOX】
(2017年4月1日 - 6月17日/荒木哲郎総監督)

Season1で導入されたMARATHON PLAYモード(OP/ED/予告をすっとばして本編のみを連続再生)は今回も健在。
でもこの機能は使わず通常のALLPLAYモードで再生。理由は毎回OPが観たい(聴きたい)から。

特にサビの“♪捧げよ、捧げよ”のところで調査兵団が一斉に壁を走り降りるシーン↑の壮観さは何度観ても飽きません。

この“明日はどっちだ”なストップモーションもいい感じ。

本編は何と言っても、母親を喰った仇の巨人再登場→エレン巨人化不能→ハンネス捕食→ミカサの告白→仇の巨人とエレンが接触→巨人を操る叫びの能力覚醒という怒濤の展開を見せる最終話「叫び」が白眉ですが、個人的お気に入りはサシャの帰郷を描いた第27話「ただいま」。

コンプレックスの克服と父親との邂逅。サシャの成長を喜び暖かく迎え入れてくれた父親。
反して村人全員が姿を消した無言の故郷に帰り着いたコニー。唯一の生存者(?)はコニーの生家で立ち上がることもできずに仰向けに倒れている巨人のみ。
そのどこか母親の面影を宿した巨人の口から切れ切れに出た言葉「おか…え…り」。
同じ「おかえり」と「ただいま」なのに…。
「進撃の巨人 Season2」【北米版BD-BOX】は全12話をBD/DVD各2枚に格納して4,500円前後。