
『俺は選ぶぞ。夢を諦めて死んでくれ。新兵達を地獄に導け。獣の巨人は俺が仕留める』
エルヴィンに引導を渡すリヴァイ。一瞬の隙を作る、ただそれだけのために全滅特攻を指揮するエルヴィン。
『我々はここで死に!次の生者に意味を託す!
それこそ唯一!この残酷な世界に抗う術なのだ!
兵士よ怒れ!!兵士よ叫べ!!兵士よ戦えぇー!!』
♪夢の続きが見たいなら お前は何を差しだせる?
悪魔は甘く囁いた 屍で道を作れ
3期後半OPは歌詞がドラマとシンクロしまくり。聴くたびに震えます。早くフルレンジで聴きたい!(円盤化の際は前半OPもこれに差し替えて欲しい)
「進撃の巨人 Season3/通算第53話・完全試合(パーフェクト・ゲーム)」
(2019年5月19日深夜BS11放送/若野哲也演出)
鎧の巨人を行動不能に追い込んだものの、超大型巨人の出現で火の海と化したシガンシナ区。
更にウォールマリアの内側では獣の巨人が岩石投球。ジャコビニ流星打法ならぬジャコビニ流星投法でクラスター爆弾の如く飛来する岩礫が遮蔽物を綺麗に除去。

とどめに鎧の巨人復活。下痢腹に浣腸どころではない絶望感。
アルベルトとのブラフ合戦に敗れ、的確な指示を出せず心折れ、ジャンに指揮を託すアルミン。状況を読むことに長けたジャンが当面の動きを指示しますが…。
『アルミン…俺は状況は読めるがこの場を打開できるような策は何も浮かばねぇ…最終的にはお前に頼るからな…』
このジャンの“わきまえた感”がいい。

しかし、エレンの足止め効かず、雷槍は熱風に弾き返され、アルミンは反撃の糸口さえ見つけられず…。
ウォールマリアの中ではエルヴィン率いる残兵力(全員新兵)が、全速力で死の行軍。
その犬死を遠目に見ながら『すまない』とつぶやく兵長。辛すぎ。
内も外も勝ち目無し。全滅エンドにオープンリーチ。
おまけ
今期始まってから興味の的だった『果たしてコニーのあの台詞は映像化されるのか』。流石にこのシリアス展開の中でとりあげるのは勇気がいるし、やはりスルーか、と危惧していましたが、やりました。
なるほどまだ話が走る前の冒頭ならリスクも少ない。快挙です。

『お…おい、家が…降ってくるぞ。もしかしたらあの中にエレンの…エレンの…家ぇぇがあああ!!アハハハハ!!』

