《俺にはできる…いや…俺達ならできる!
始まりましたSeason3後半戦。アルミンの静かだが熱いモノローグに導かれて幕を落としたウォールマリア奪還作戦。
《ウォール・マリアを奪還したなら人類は何を叫ぶだろう。
この含むところ大なアルミンの独白をMC代わりに流れてきたOP曲は…
「憧憬と屍の道」
歌:Linked Horizon
帰って来た…。ありがとうNHK。そう、進撃のOPは恥ずかしいくらい熱くないと。
(2019年4月28日深夜NHK総合放送/田中洋之演出)
あの日。急襲され、殺され奪われ、駆逐してやると誓ったあの日以来、ようやく戻ってきた故郷、シガンシナ区。
『これより作戦を開始する!総員立体機動に移れ!』
馬上からスピードを殺さずに立体機動に移行。仁王立つ兵長のかっちょ良さよ。
内門と外門を巨人の硬質化能力で塞ぎ、シガンシナ区内に残った巨人を掃討する作戦でしたが、壁内に巨人の姿無し。迎え撃ってくるであろうライナーらの気配も…。
いないわけがない。壁上にあった焚き火の跡、壁下にあった野営の痕跡。ライナーもベルトルトも必ずいる。しかし、どこに…。
指揮を任された智将アルミンの推理は…壁の中。
そんな馬鹿なこと…と訝る兵団を見たエルヴィン団長が即座に呼応。
『時に厳格に、時に柔軟に、兵士の原理原則に則り最善を尽くせ。指揮系統を遵守せよ。我々は勝利するためにここに来たのだ』
束ねる者の鑑です。果たして壁には空洞のある箇所が…。
中にいたのはライナー。瞬時に対応したものの仕留めることができなかったリヴァイ。閃光とともに鎧の巨人と化すライナー。
同時に獣の巨人に率いられた大量の巨人が現出。砲丸投石で扉を粉砕して兵団と馬を分断。囲い込まれたのはどっちだ。
『我々は互いに望んでいる。ここで決着をつけようと。人類と巨人共、どちらが生き残りどちらが死ぬか!』
初回にしてクライマックス。決戦開幕。結末を知っていても燃える。
気になるポイントはただひとつ。コニーのあの一言はアニメで再現されるのか。答は次週。