『この注射はエルヴィンに打つ』
『さっき…アルミンに使うって』
『俺は人類を救える方を生かす』
超大型巨人の熱風に炙られて黒焦げとなったアルミン。
獣の巨人の投石を喰らってはらわた飛び出したエルヴィン。
どちらかを巨人にしてアルベルトを喰わせる。巨人化の注射は1本。救える命はひとつ。決めるのは…リヴァイ。
「進撃の巨人 Season3/通算第55話・白夜」
(2019年6月2日深夜NHK総合/肥塚正史監督)
前半最終話(通算49話)EDで突如踊った不気味な映像。その答え合わせ。
ケシズミとなったアルミンがまだ息をしている! 今ならまだ…そこに現われたフロック。その背中にはエルヴィン。
『エルヴィン団長が重傷です…腹がエグれて…内臓まで損傷しているため血が止まりません…例の注射が役に立てばと思ったんですが…どうでしょうか?』
人類に必要なのは知将アルミンか、悪魔エルヴィンか。命の選択。
『(全ての謎が解けるかもしれないイエーガー家の)地下室に行きたい』というエルヴィンの夢、『海を見る』というアルミンの夢、どちらも知っているリヴァイ。
注射器を奪おうと本気で兵長を殺しにかかるミカサ。それを抑えるハンジ。
『私にも…生き返らせたい人がいる…何百人も…。調査兵団に入った時から別れの日々だ…』
ここでモブリッドの最期挟むか。ミカサを抱きしめるハンジ万感。
リヴァイの選択はエルヴィン。しかし、注射器をあてがおうとした瞬間、まるでその手が抗うかのように…。
『先生…壁の外に人類がいないって…どうやって調べたんですか…?』
やはりリヴァイの選択はエルヴィン。生き残らせる選択ではなく、楽にさせる選択。
無垢の巨人となってベルトルトを捕食するアルミン。鎧の巨人(ライナー)は奪還されたが、超大型巨人(ベルトルト)はアルミンが引き継いだ。
ウォール・マリア奪還。
次回、ついにイエーガー家地下室の扉が開く。
★ご参考 マジビビッた…。 進撃の巨人Season3 ♯49[2018年10月19日]