リンカクガ トケテユク
ダレカ ココカラ ダシテヨ
『人間になりたかったな…』
失われた誓いの記憶を取り戻したヒロとゼロツー(第13話)。ゼロツーのデレッデレ・モード突入かと思いきや待っていたのは修羅場。
ヒロを”人間とは呼べないもの”にしようとしたゼロツーにイチゴの怒り爆発。
『もうここには、あんたの居場所はない!』
イチゴとヒロ、ゼロツー、13部隊の想いはすれ違いもつれ合い…。
ヒロとの会話もできぬままナインズに単身帰還となったゼロツー。
再びパートナーを欠いたヒロ。13部隊にはナインズおよび各都市フランクスとの共同作戦というかつてない規模の掃討ミッションが。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス/第14話・罪と告白|第15話・比翼の鳥」
15話は珍しく要所要所にテロップ挿入(GAINAXのお家芸でしたね)。空中移動要塞コスモス?初めて見た。ゼーレ…じゃないAPEと呼ばれる奴らはここで高みの見物をしていたのか。
作戦の目的はグランクレパスと呼ばれる地域の制圧。現場は叫竜がうーじゃうじゃ。更に直下から都市を持ち上げ倒す程の巨体を持った超レーマン級叫竜が!
本作では死人を出さない暗黙のルールがあるのかと思っていましたが、あっさり破棄。
第26部隊に下った非道の命令“プロトコル32”。それは自爆特攻バンザイアタック。
叫竜足止めの捨て石として散っていく26部隊。
13都市に頭部をねじ込んで口(?)からおろろろろと叫竜を吐きだす超レーマン級。
フランクス博士の用意したステイメン(ヒロの使い捨て代用品)を全て喰いつくして暴走するゼロツー。最早その姿は人ではなく…。
そのゼロツー目指して戦場となった都市を駆ける訓練機。まるで戦車の脇をすり抜けるゴーカート。乗っているのはヒロ。
逢うために。伝えるために。
ゴローの漢気溢れるアシストでストレリチアに乗り込むヒロ。既に人の声の届かぬ所に行ってしまったゼロツー。“あの日の記憶”に再度の接触を試みるヒロ。
(最初に憶えた言葉は…“ボク”。二つ目は“ゼロツー” 。そして…三つ目は…)
全てはこの人に再会するために…。
『この世界はきっと俺たちが思うより…ずっとずっと大きい!あの時は叶わなかったけど…今度こそ!二人で外の世界を見よう!ゼロツー…俺たちは二人で一人だ』
14話で溜めた甲斐がありました。祝!復縁。
併せて今回、嫌ぁな感じの前フリがいくつかあったので、そちらの展開も楽しみです。