『…人間になりすます者め』
前回、ラストカットでチラっと映った叫竜の姫(クレジット見るとコードネーム001。中の人は釘宮!)。
001(ゼロワン)が遂に登場。
『我ら人間と叫竜は100年近くにおよび争って来た』と彼らは言っていましたが、そもそも人間ではなかった…では彼らの正体は一体…?
「ダーリン・イン・ザ・フランキス/第17話・楽園」
タイトルの「楽園」とはエデンの園のことでしょう。となるとそこに必要なのはアダムとイヴ。
ヒロは額にツノらしき突起が現れ、叫竜化の兆し。それでも『ゼロツーと同じになれて嬉しい』と(この辺りの迷いの無さはさすが主人公)。
しかし、アダムとイヴはこの二人に非ず(今回、ゼロツーには生殖能力が無いことも判明)。
主人公の脇をすり抜けて一気に大人の階段を登ってしまったのはミツルとココロ。
温室での密会が日常になった二人。ココロはミツルに『男の子と女の子は体を重ねることで新しい命を生み出すことができる』と言ってコトに及ぼうとしますが(いきなり青姦?)、流石にこれは気が早すぎてミツルが拒絶(と言うか動揺)。
直後に川でヒロに裸(パンツは着用)で相談という繋ぎが笑えます(両刀遣いか!)。
やおいさんたちが喜びそうなシチュ。
ヒロのサジェスチョンでこの想い(ココロのことをもっと知りたい)が「好き」という感情なのだと自覚するミツル(余裕こいて恋愛マスター面していられるのも今のうちだぞヒロ)。
が、しかし、ココロのネタ帳「はじめての出産」は寄宿舎を訪れたナインズの手に渡ってココロ、ピィーンチ!
9's(特にアルファ)は面白いように嫌われキャラ街道驀進中。
生殖はパパが禁じたこと。生殖も男女の区別も人類の進化の過程で“不要なもの”として捨て去ったもの。なら何故、男女の違いが今も残っているのか。そしてこの「好き」という感情は何のためにあるのか?
自分がいなくなった後も未来に何かを残したい。生殖は人類に残された未来の可能性。
『ねえミツルくん、命を作るって悪いこと? 私たち、未来の事考えちゃいけないの?』
『僕を頼って』『あなたを幸せにしたい』と言ってココロを抱きしめるミツル。
神の意思に背いて禁断の果実を口にしたアダムとイヴは楽園を追われることになりましたが、この二人の運命は…。
アニメではキス→事後になってしまいましたが、ここは矢吹先生が補完してくれるものと信じています。
余談ですが、326(ミツル)+556(ココロ)=882(パパに、ハハに)に気づいた人はすげーと思います。