元の世界に戻れなくなってホームレスとなったアンズ。万引きと喰い逃げで命を繋ぎ、商店街の面々から追われる日々。
追いつめられたアンズを助けたのはホームレスのやっさんでした。
「ヒナまつり／第3話・ホームレス生活入門編」
（2018年4月21日深夜BS11放送／カネショウ オニョン演出）
貧乏暮らしサバイバルで笑いをとるのかと安直に考えていましたが、まさかこのお題で泣かせにくるとは…。
空き缶を拾い、1日中歩いて手にしたお金は690円。
『お金を得るのは大変なんだよ。君が盗みをして店の人に追いかけられる理由が分かったかい？』
そのお金で酒を買う。ホームレスのコミュニティに受け入れてもらうために。
空き缶拾いをしているアンズを見つけた新田。暮らし振りを心配してお金を。
『今、4万しかないが…』『よ、4万…』（お金を得るのは大変なんだよ）
一度は拒否したアンズですが、仲間のホームレスが年を越せるようにと…。
『あのガキまだ頭下げてますよ…』
これで皆の年越しが…と思った途端、そのお金は詩子の手に。
『えーっと全部の被害額が39,340円だから…はい、お釣り』
結局、残ったのは660円。詩子ぉ、やってる事は間違っていないが鬼にしか見えんぞ。
『良かったじゃないか、ちゃんとお金を返せたんだ。これで後腐れなくホームレス生活の始まりだな』
『うん！』（守りたい、その笑顔）
後半は、瞳のバーテンダー生活入門編。
類稀なバーテンダー資質を詩子に見込まれて（嵌められて＆恫喝されて）夜の顔を持つことになった瞳。
『この写真、学校に送ったらどうなるかしら？』
いやあ、今回の裏主役は詩子さんですねえ。もう見事なまでの下衆っぷり（こういう最低な役を演らせると日笠は本当に巧い）。
うっかり担任が来店という大ピンチを迎えますが、この担任、己が保身のために目の前のバーテンと教え子は別人と判断。視覚すら捻じ曲げる自己都合。大人って素敵。
さて見せ場となるのは瞳のシェイキングとステアですが、う～ん、いい感じに動いていますが、シェイカーの持ち方がちょっと…バースプーンは完全に持ち方（回し方）が違う。
どうですか、日本バーテンダースクール椙山八重造先生!（って2010年にご他界!?）
惜しいなあ…（あ、ヒナの話が抜けちゃいましたが、そこいらへんは次回）。
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