凍った男の心を溶かしたのは女の捨て身。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス/第11話・パートナーシャッフル」
(2018年3月24日BS11放送/鹿間貴裕演出)
ミツルの体調不良(コドモ熱って何だ?)に端を発するパートナーシャッフル。
サブタイ見た瞬間、こりゃミツル×ココロのNTR回だろうと思いましたがその通りでした。パートナーシャッフルの提案にココロがミツルを指名(ココロ大好きフトシは大ショック)。
ミツルのパートナー、イクノは何とピスティル同士(つまり女同士)のコネクトを志願してイチゴを指名。捨て身の百合作戦を敢行しますがあえなく玉砕(フランクス起動せず)。
今回はミツルのヒロに対する確執が垣間見られる幼少期トラウマ回でもありました。
ヒロに憧れ、ヒロとフランクスに乗るという約束を果たすために生存率15%という高濃度黄血球増殖誘導剤エリキシルインジェクションの投与までしたミツル。
しかし、その約束をヒロは覚えておらず…。
この時のヒロ、明らかに顔つきがおかしいので、彼も何かの薬物投与もしくは記憶改竄のような処置を受けていたのだと思いますが…。
期待しなければ裏切られる事も傷つくこともない。誰にも頼らない、甘えない。
当然、そこには信頼もない。実戦中にココロとのコネクトも切れてしまったミツル。「自分は不能だ」と自嘲するミツルを見てココロはジェニスタを単独起動。スタンピートモードで暴走させようとまで…。
このままでは全ての加重と負担がココロひとりに。間一髪止めたのはミツル。
黙って微笑むココロ(天使だ…)。再起動して正常可動に戻るジェニスタ。
メンバー個々のキャラをじっくり描く1クール後半。戦隊で言えば、ヒロ=レッド、ミツル=ブルー、フトシ=イエロー、ゾロメ=グリーンな感じでしょうか。
ピンクはイチゴだと思っていましたが、ココロも十分アリですね。
あ、ゴローが浮いてしまった(ま、いいか…)。