この人、若い時は本当に(水も滴る)色男で、チョイ役でも印象に残る得な顔立ち。
TVでは「必殺シリーズ」。さんざっぱら殺される役やって最後には殺す側に回った稀有な人。
悪役側では「必殺仕置人」第9話「利用する奴される奴」の女たらし清造と並んで殺されなかった「必殺必中仕事屋稼業」第20話「負けて勝負」のギャンブラー伊三郎が印象深いです。
映画なら「山口組外伝 九州進攻作戦」。
後の一和会会長・山本広をモデルにした吉村役が渋かった…。
『夜桜銀次いう、ええ極道がおりましてな。それが博多で死によりましてん。その葬礼に来たんだすわ』
映画を〆た津川雅彦のこの台詞。痺れます。
ご冥福をお祈りいたします。
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