『誰もが誰もの首を獲り得る！それが私の絶対中立！私の存在意義たるこの学園のルール！もしも選挙中に誰か死ぬなら死者にも勝ち目のあるゲームを設計するだけ』
初めて生徒会を頼もしいと思いました。
陰喰三欲、陽喰三理、蛇喰夢子、そして鈴井の4人で始まった生徒会選挙戦。
ギャンブルは「ニム零式」（全3回戦）。考案者はディーラーを務める生徒会選挙管理委員長・黄泉月るな。
1回戦終わった所で入室前に三欲が仕込んだ毒で夢子が倒れ、代打ちとして早乙女芽亜里が参加。鈴井の手札を公開させた上でレイズ100票！
4話にしてやっと巡ってきた芽亜里の見せ場。もう独壇場。
るなのギルブレス・シャッフル（一見不規則に見えるが実は毎回必ず同じ数字が4枚ずつ入った16枚のカードがランダムに配られる特殊シャッフル。気づけば有利、気づかなければ圧倒的不利）を一目で看破、三欲・三理の手札を見抜く洞察力。
『ねぇ…弱者って誰のこと？』
2回戦、敗者は三理（毒針ぷっすん）。そして最終3回戦では、
『レイズ 1万票』
1票につき生徒会奉仕24時間相当のチップ。合計24万時間。来世持越し負債です。
毒と言う暴力の威を借りて場を仕切っている（と思っている）三欲に、その上を行く勝ち誇り方で種明かしをする芽亜里姐さん。
『それにしても百喰一族だっけ？アンタたち大したもんね。勝てもしないギャンブルに1万票も賭けるなんて。私とてもそんな度胸ないわー！あはははは！』
煽らせたら世界一。ついて行きます、芽亜里さん。
勝負は三欲が三理を切り捨てて幕。鈴井の謝辞に思わずデレる芽亜里（今回の見せ場。今日も世界はツンデレで廻っている）。
医務室で眠る夢子の耳元に伝える芽亜里の決意。
『夢子、私は生徒会長になるわ』
キャスティング完了です。
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