アニマル・プラネットかライオンキングか、な冒頭映像に続いて、野生のサラリーマンの日常へ。
動物擬人化した「サラリーマンあるある」な小ネタ集かと思いきや、中身は「野生の王国あるある」なブラックネタでした…って結局アニマル・プラネットで合っていたのか。
「アフリカのサラリーマン/第1話・アフリカの痴漢」(2019年10月6日深夜BS11放送/畳谷哲也演出)
主な出演者は、ライオン(中間管理職)、トカゲ(苦労人)、そしてオオトリ(厄ネタ)の3人、いや2匹と1羽の社会人トリオ。
1話から見えてきた世界観は…
- 全員が擬人化されている訳ではない(ただの動物も普通にいる)。
- 日常の光景として“狩り”が行われている。
つまり、人のように暮らしている動物と、動物として生活している動物が共存している社会なんですね。
ライオン家の朝食はマンガ肉。女子高生シシ村(時速60kmの肉食獣)はシマウマの脚を咥えて登校。
『遅刻遅刻ー!朝ご飯狩ってたらこんな時間!』
では、擬人化された動物同士は殺(や)り合わないのかと言うとそうでもなく。
ご近所に住むウサギさん親子はライオンを見て『どうか坊やだけは食べないでください!』と絶叫していますし、ライオンの逆鱗に触れたと勘違いしたトカゲくんは頭を床に打ちつけながら『すいません!食べないでください!尻尾だけ!尻尾だけ!』と懇願しています(オオトリに至っては恐怖のあまり嘔吐し続けています)。
やはりライオンは百獣の王なんですね(そーゆー事じゃないか)。
キャラ的に話を引っ張っていくのは腹黒スチャラカ社員・オオトリくん。いきなり「煽り運転マニア」と言う時事ネタで登場。
『そこの軽自動車!ちんたら走ってねぇでこのレクサヌ様に道を譲りやがれ!』
車検出したので電車乗ったら女子高生から痴漢冤罪。同僚トカゲくんがオオトリくんの性癖(熟女マニア)を暴露して説得しようとしますが、面倒くさくなったのでトカゲくんの尻尾を引きちぎって血の雨を降らし、そのどさくさで退散(トカゲの尻尾切り…レベルの髙いギャグだな…)。
全体的に体液多め毒多め。観る人選ぶかもしれません。
正直、これ30分にする必要あるか? 15分枠で良くね? と思わなくもないですが、結構好みな雰囲気なのでしばし継続する事にします。
←ランキング投票です。よろしければワンポチを。
---------------------------------------------------------------
★本日のテレビ放送【19:00~BS日テレ】