『仕方ないでしょ!? 緒方理珠は私の…恩人なんだからッ!!』
レギュラー陣を押しのけて私の推しキャラ1位(真冬先生とツートップ)に君臨する“緒方大好き”関城紗和子回(緒方回ではない)。
「ぼくたちは勉強ができない!/2期3話・天才は変遷する季節と[X]模様に憂う」(2019年10月19日BS11放送/北川正人演出)
Aパートはうっかり前髪パッツンしてしまった緒方の乙女心満開編。
どうせすぐ伸びるし前も見やすいと平静を装いますが、何故か成幸には全力で見られたくない。しかし、気づかれないとなるとそれはそれで寂しい(ってか成幸、朴念仁にも程があるぞ。お前間違い探し苦手だろう)。
前髪パッツンは割と鉄板シチュで、主人公クラスでは「けいおん」唯、最近だと「女子高生の無駄づかい」のロリとかが記憶に残っています。
左:「けいおん」唯 右:「女子無駄」ロリ
Bパートはこの緒方と関城のデート回。
実は前髪パッツンは時間軸的にもっと後ろのエピなのですが、今回繰り上げ。デート回もぱっつんのまま。
これ相当気に入ってますね、スタッフ。
緒方のペンケースがくたびれているのを見て、新しいものを選んであげましょうかと申し出た関城。
二つ返事で了解の緒方に思わず涙目。『神様!!』(もうこの時点で愛おしくて仕方ない)。
嬉しさのあまり一睡もできず、5分刻みのスケジュールを立て、風呂に2回入り、夜明けと共に家を出て…。
どんだけ楽しみにしてたんだよ、関城。
普通、これだけやったら「重く」感じてしまう所ですが、そう思わせないのが関城マジック。
予定をパキパキこなしてデートを満喫する関城ですが、途中、成幸の姿を見かけた途端、スケジュール表握りつぶしてバトンタッチ。
ヒロインに憧れるヒロインは主人公に対して敵意を向けることが多いですが、関城は常に“緒方ファースト”。
親友の幸せを祈る事こそ親友の務め。緒方を成幸に引き渡すと泣きながら遁走。
ここで(回想として)語られる関城の過去がちょっと“いい話”。
勉強ができることを妬まれてクラスで浮き、保健室登校になった中学時代。養護教諭の勧めで受けた模擬試験。
開始10分で終了。退席したいがまた悪目立ちはしたくない。その時、
『終わりました。おそらく全問合っていると思うので帰ってもいいですか?』
それが緒方理珠。
「空気読めよ」という男子生徒に
『空気を読むとはどういう事ですか? できたのにできないフリをしろという事ですか?』
なりたい自分がそこにいました。
学校に戻った関城は養護教諭に宣言。授業に戻る、もう周りを気にして悩むのもやめる。そして、
『私、あの人と同じ高校に行く!』
憧れなんてもんじゃないですね。確かに恩人です。
探しに来た成幸にその話を熱く語る関城。それを後ろから聞いてしまった緒方。
人の感情に疎い。自分にとってはただのマイナスでも視点を変えればプラスに転じる。緒方にとっては目から鱗。
『嬉しいです』
この後、関城と成幸に同時に訪れるタスキ掛けラッキースケベ(コケた拍子に関城が緒方の胸を掴み、成幸はめくれあがった関城のスカートを覗く)。リトさんとは一味違う視点変えプラス思考(笑)。
関城は緒方と色違いペンケースを手に入れて大満足。
この笑顔に見ているこっちも大満足。
関城には(アニオリでもいいので)もっと出番を増やしてやってください。お願いします。
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★本日10月22日は「パラシュートの日」
パラシュート降下が印象的な映画を1本挙げるなら…