『どんなにお酒を飲んでも、後ろに冷静な自分がいるの。自分がどんな顔してるかまで見える。笑ったり騒いだりしても、どこか他人事って感じがするのよね。多分、君もそうだよ。予言してあげる。君は、酔えない』
前回カットされた「雪乃と陽乃の会話」と「八幡と陽乃の会話」
一旦、実家に帰るため荷物をまとめる雪乃とそれを手伝う結衣。
コンビニに行くと言って先に部屋を出て、マンションを出て来る比企谷を待ち構えていた陽乃。
『こういうの何か待ち合わせっぽくていいでしょ?』
『…これは待ち伏せと言うのでは?』
別れ際、陽乃が八幡の耳元で囁いた予言。君は酔えない。
結衣は雪乃の荷造りアシストの中で1枚の(パンさんのぬいぐるみの影にそっと隠してあった)写真を発見。
それは2期9話、皆でディスティニーランドに行った時のもの。
スプラッシュマウンテンが落下する瞬間に撮られた業務用サービス写真(勿論有料ですが)。
(忘れてしまえ。見なかった事にしてしまえ)
あの日、落下の直前、雪乃は確かにこう言いました。
『ねえ比企谷くん。いつか私を助けてね』
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-完-/第2話・今日まで、その鍵には一度も触れたことがない。」(2020年7月18日深夜BS-TBS放送/山中祥平演出)
きっかけは今回も一色いろは。
1年にして生徒会長、部外者にして奉仕部隠れ部員・一色いろはが持ち込んだ厄介事は「プロム」。
卒業式の後に生徒会が仕切る謝恩会を海外のドラマに出て来るようなプロム・パーティにしたいという。
既にバレンタインも終わった2月の下旬。今からの準備では、時間・資金・人材・経験・情報、何もかもが不足。しかし一色の決意は揺るぎません。
『来年プロムやるって言いだしても、多分無理なんです。間に合わないって否定されて、諦める事になって…だから、どんなに難しくても、失敗するとしても、次の一手の布石を打たないと…。今やるしかないんです。今始めれば間に合うかもしれないから』
『それは何のために?誰のためにやるの?』
『…勿論、私のためです!』
一色の真意がどこにあるのかなぞ誰にも分かりません。しかし、雪ノ下にとってはそれだけで十分。私も今始めれば…。
『そう。答えてくれてありがとう。ではやりましょう』
プロムを立ち上げる。奉仕部としてではなく、雪ノ下雪乃として。
祭の準備が始まりました。
一色さん、ちょっとキャラデザ変わって(と言うか作画崩壊して)ませんかね。イマイチ可愛くな…あ、いや、何でもありません。
★ご参考
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★本日7月21日はジェリー・ゴールドスミスの命日です。
お気に入りベスト5は、
- カプリコン1(俺にティンパニを叩かせろ!)
- パピヨン(海の中に人がいる?いいから曲を聴け!)
- ランボー(検問突破のカタルシスよ)
- オーメン(讃えよ!アヴェ・サンターニ)
- カサンドラ・クロス(美しすぎる愛のテーマ)
異論は認めます。