『あんたを好きって言ったのよ。返事なんて求めてないわ。ホントムカつく。対象外なら無理にでも意識させてやるわ。あんたみたいな男でも好きになる女子が地球上にひとりくらいいるって言ったわよね。それがあたしよ。残念だったわね』
恋愛2期の良い所は、前哨戦的イベントが一通り終わって皆それなりに体が温まってきている事。
目標が定まったらやることはひとつ。
最初に動いたのは二乃。
「五等分の花嫁∬/♯07・攻略開始|♯08・スクランブルエッグ|♯09・ようこそ3年1組」(2021年2月19、26、3月5日BS11放送/かおり監督)
5人全員赤点回避という偉業を成し遂げて転校を回避し3年進級を決めた五つ子。
5人の中で成績トップだったら風太郎に告白すると決めていた三玖。
しかし、トップを取ったのは一花。
ならば自分が告白しても良いのか、と悩む一花の脇をすり抜けるように二乃が告白。
最初は風太郎の運転するバイクの背後から。(物理的に声が)届いていなかったと分かるや、赤点回避記念パーティ(場所は風太郎のバイト先)の厨房で直接。
偶然その様子を見てしまった一花硬直。
そのまま春休み突入。風太郎と三玖が近所のスーパーの懸賞に応募したら温泉旅行が揃って当選(ラブコメでは当然の展開。疑問の入り込む余地無し)。
しかも、宿泊先は五つ子の爺ちゃんが経営する温泉旅館(ラブコメでは当然の展開。疑問の以下略)。
とある事情で爺ちゃんの前では何故か全員五月の恰好。見分けつかず、間違え入れ替え取り違え。
コミックスならともかくアニメだと完全に声で見分け(聞き分け)がついてしまうので、何かと展開に無理があるのが玉に瑕ですが、いい感じのドタバタ感が出ておりました。
二乃は一花に恋愛相談。名前伏せても本心バレバレ。何とか翻意させようと防波堤を築く一花ですが、言葉で届かないのならより直接的な行動で一点突破しようとするアンストッパブルな暴走機関車二乃に一花タジタジ。
最後に風太郎が五月姿の三玖をノーヒントで見破るクリティカルを出して三玖のポイントを大きく稼ぎました。
わたくし三玖推しでございます。
三年に進級したら何の法則が働いたのか五姉妹全員同クラス(勿論、風太郎も)。
二乃の気持ちも三玖の気持ちも知っているため、そして今の(ぬるま湯のような)関係性に居心地の良さを感じているため、抜け駆けに躊躇する一花(「ぼく勉」の文乃ポジですね)。
自分だけを見て欲しいと願う一花ですが…。
温泉旅館での四葉のアドバイスで自分の気持ちに素直に…なろうとしたのは良いのですが、どうも方向性を見誤ったようで、いきなりのワイルドピッチ。ちょっとサイコな側面が首をもたげてしまいました。
三玖に変装して想いを告げる一花。いやそれはあかんでぇ。
ま、全員素直一色、純情一本いうのもアレですし、一人くらいちょっと黒いのが入っていた方がいいかもです。
四葉と五月はまだベンチ。ブルペンにもネクストバッターズサークルにも入っていませんが、参戦を心待ちにしております。
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★本日3月10日は生ける伝説チャック・ノリス(1940~)の誕生日(おめでとうございます!)
本日はヤンチャ真っ盛りの作品と伝説の発端になったあの作品を。
★本日のTV放送【19:55~BSテレ東/シネマクラッシュ】