『なに…これ?』
『車体前部に大型アームを備えた方がゴルゴン。バッファロー地雷処理車をベースにしています』
『後ろの装甲スクールバスがオウルベア。ベースはRG33L装輪装甲車です』
『どちらもOGPKを改造したドッグハウスを備え、全周囲に攻撃が可能です』
バッファローは(Buffalo)は、南アフリカ共和国が開発した4×4輪駆動の歩兵機動車「キャスパー装甲兵員輸送車」をベースにフォース・プロテクション社が製造した6×6輪駆動の地雷防護車。
RG33L装輪装甲車は、同じく南アフリカ共和国が開発した耐地雷・伏撃防護車両。
OGPK(Objective Gunner Protection Kit, オブジェクティブ・ガンナー・プロテクション・キット)は、機関銃手を防護する目的で開発された装甲銃塔キットです。
武装バス、武装トラックマニアとしてここに喰いつかない訳にはいきません。
きさらぎ駅米軍救出作戦開始。パンツァー・フォー!
「裏世界ピクニック/第11話・きさらぎ駅米軍救出作戦」(2021年3月15日深夜BS11放送/高村雄太演出)
本来第6話「ミート・トレイン」の続きとして描かれるはずのエピでしたが、何故か時系列無視して最終エピに。
いや最後にもってくるのは良いのですが、だったら「果ての浜辺のリゾートナイト」もセットで持って来いよ…ってこれ先週も言いましたね。
米軍を裏世界に置いてきたのを気にかけていた…と言う割には、その間に猫の忍者と戯れたり、焼肉食べに行ったり表裏満喫していた鳥子と空魚がようやく重い腰上げてきさらぎ駅へ。
前回同様、池袋のカフェで八尺様の帽子を(今度は空魚が)被って外へ。
この緊張感の無さよ。
歩くこと暫し。気が付けば裏世界。
銃弾の挨拶を搔い潜って米軍と邂逅。裏と表では時間の流れが異なるようで、鳥子たちが帰還してから僅か数日しか。
その数日の間に被害者は増え続け、残存兵も青息吐息。
驚いたことに鳥子と空魚は「ザ・ガールズ」という耳を疑うダサネームで神格化されておりました。
ベアトラップを視認できる空魚が誘導すれば、地雷原のような空間を抜けて帰還することができる。
出発前に武器の調達とカスタマイズと射撃訓練。
近い近い柔らかい近い良い匂い。
ゴルゴンに乗り込んで空魚が水先案内人。裏世界脱出作戦の始まりです。
追手を撃退しつつ森の中へ。そこには注連縄が張られた6本の樹で作られた六角形の空間が…。
その中央には賽銭箱。中を覗くとハハと読める形に置かれた棒と坪。
こ、これは…。
『…姦姦蛇螺(かんかんだら)』
ヤバイ、ヤバイでぇ(でも棒は崩していない。まだ大丈夫)。
次回、最終回!
★本日3月17日はカート・ラッセル(1954~)の誕生日(おめでとうございます!)
カート・ラッセルと言えば、スネーク・プリスキンにR・J・マクレディですが、ジャック・バートンもいい味出しています。
★そしてもうひとり、本日は船越英二(1923~2007)の誕生日にして命日。
曼荼羅畑的代表作はやっぱりこれ。