『わたしは諦めんよ。どぎゃん酷か被害に遭っても、頑張って頑張って頑張った挙句、うまくいかんでも、何度でも立ち上がる。たとえ神だろうと、たとえ悪魔だろうと、わたしたちを邪魔するもの全てが音を上げるまで、リベンジし続けてやる!』
OP無しED無しアイキャッチはあるがCMは無し。
「Re:ゼロ」方式で迎えた最終回は大団円と不穏フラグとトンデモやり逃げEndの闇鍋でした。
「ゾンビランドサガ リベンジ/第十二話・史上最大のSAGA」(2021年6月24日深夜BS11放送/境宗久演出)
佐賀全域を襲った大水害はライフラインをなぎ倒し、未だ復旧の目途立たず。このままではリベンジライブどころでは。
善後策を模索する佐賀県庁対策本部に幸太郎乱入。駅前スタジアム周辺の優先的復興を直訴。
おっと、これって「トップをねらえ!」の太田浩一郎コーチではありませんか。
右上下が「トップをねらえ!」
この時、コーチは宇宙放射線病という不治の病に侵されていましたが…。
幸太郎の密命を受けたサガジン編集部・大古場は独自のツテでヘリを使って東京へ。目指すは古巣・舞日新聞。
フランシュシュはラジオを通じて励ましとライブの告知を。
災害時に人を繋ぐのはラジオ。そうですよね、ミナレさん。
そして迎えたライブ当日。交通機関は機能停止しているので徒歩で駅スタへ。
災害の爪痕を確認しながらの道程は「シン・エヴァ」冒頭部を思わせます。
到着してもそこは無人。設備もクルーも。勿論観客も。
最初にやって来たのはデスおじ。あんたらパワー底なしだな。
その後に続々と集まって来る人、人、人。
大古場が手を回した主要全国紙の一面広告、幸太郎の嘆願に折れた佐賀県知事の駅スタ周り集中インフラ投入。
かなり美形修正されてますな、山口知事。
更に、アイアンフリル、ホワイト竜、大空ライトら著名人の尽力。
これまで関わって来た人たちが同時多発的に行動を起こしてひとつの流れに(胸熱!)。
何か「ウルトラマンティガ」の最終回を観ているようです。
『言ったろ、答えはいつだって佐賀にある』
(ホワイト竜)
『SAGAAAAAAAAAAAA! リベェエエエエエエエエエエンジ!』
ぎっしり埋まったスタジアム。フランシュシュ1年前爆死のリベンジは成されました。しかし、今回真に成すべきは佐賀のリベンジ。
そして本番。6号から始まるメンバー紹介ビデオがそのままカウントダウンに。
ちょっとドスの効いた純子とゆうぎりの歌い方が好きです。
1曲目は1年前に披露するはずだった新曲「REVENGE」。
山田たえがまさかのコーレスで会場大盛り上がり(三石さん、最後に見せ場作ったなぁ)。
アンコール前の控室。いつもの説教かまそうとした幸太郎でしたが、フランシュシュの頑張りと健気さに両手をついて号泣。
そのままメンバーをアンコールに送り出した幸太郎でしたが、立ち上がった足元に…。
血?喀血した?床に伏したのはこれを隠すため?
本当に「トップをねらえ!」太田コーチ状態なのか? まさか彼女らの復活と引き換えに己が命を削っているなんてことは…。
アンコールに応えながら、その後の復興の様子も映して大団円…と思ったらCパートで…。
インデペンデンス・デイですか!? 次は「ゾンビランドサガ インデペンデンス」? 佐賀独立宣言?
結局、山田たえの伝説については触れず終いですし…。
早く、3期を…。
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★本日6月26日は「アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦が行われた日」。
1976年のこの日、日本武道館にてアントニオ猪木とボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリによる「格闘技世界一決定戦」が行われました。
数ある猪木の試合の中で最も不穏な空気を醸し出していた試合。
その雲気を行間から感じたい人は是非この1冊を。