『頑固な梨花…だったらもう二人一緒に死んでみる?今ここで!』
『冗談じゃない!二人で死ぬくらいなら、面倒なしがらみも何もかも巻き込んで、二人以外の全てをビッグバンで消し去って、最初から宇宙を作り直してくれた方が、ずっとマシ!』
火薬の臭いに導かれ、地獄の炎に照らされて、 アストラギウス銀河の星屑の一つで出会った、 60億年目のアダムとイブ。 これは、単なる偶然か。
「ひぐらしのなく頃に卒/第14話・神楽し編 其の参」(2021年/さんぺい聖、池端隆史演出)
遂に≪繰り返す者≫である事を梨花に悟られた沙都子。
間髪入れず梨花射殺、返す刀で自害。
ここからは時空を超える殺戮絵巻(激しく「シン・エヴァンゲリオン」デジャヴ)。世界が変わる度に梨花を瞬殺し続ける沙都子。
手始めはお淑やかにフォークで(無修正版)。
フライパン・スマッシュは過去にも使い手がおりましたが、大抵は後頭部狙い。十分に熱したフライパンで正面から顔面を狙うえげつない技を見たのは今回が初めて。
更にグレイシー直伝かと思わせる馬乗り顔面パンチ。梨花の顔が完全に崩壊しています(無修正版)。
思いのたけ(罵詈雑言のように聞こえますが、翻訳すれば「愛してる!」)を叩きつけながら拳を振るう沙都子。
梨花も黙って殺されているだけではありません。拳には拳で、鉄バットには鉈で応戦。
命のやり取りをしている時の互いの主張が詰まる所「勉強しなさい!」「絶対嫌!」という偏差値貧乏な会話に収斂される辺り、微笑ましい限りです(究極の共依存)。
繰り返す者を屠ることが出来る神剣・鬼狩柳桜の欠片を使って沙都子の息の根を止めようとする梨花ですが、鬼狩柳桜の本体を持ち出して反撃する沙都子。
どちらもお社様に選ばれし巫女…って本当に巫女装束になって大空中戦!?(ほとんど「ドラゴンボール」)。
やがて鬼狩柳桜は欠片と本体がひとつになって完全体に。
先に手にした方が勝つ…が、勝者に待っているのは敗者との永遠の別離。
果たして二人の選択は?
おまけ
巫女装束がはだけてちょっとエロい沙都子。
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★本日9月25日はマーク・ハミル(1951~)の誕生日(May the force be with you!)
特にファンというわけではないのですが、この人が出てくると何故かちょっと嬉しい。
★そしてもうひとり、本日はクリストファー・リーヴ(1952~2004)の誕生日。
昨年はマーク・ハミルとの競演作(「光る眼」)をご紹介させて頂きましたが、今年は「これぞ代表作!」なこの1本を。