「スクリーム」シリーズの最新作「SCREAM」の予告編が公開されました(まだ続けるのか!?)。
リブートかと思いきや、ネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス、デヴィッド・アークエットのオリジナル・キャストが揃って顔を揃えているので、地続きの続編のようです(通算5作目)。
「ハロウィン」に触発されたのかもしれませんが、流石に需要あるのか?と疑ってしまいます。
「サイコパスの殺人鬼が」「不特定多数の人間を」「ナイフ等で殺傷する」≪スラッシャー映画≫は、ホラーのサブジャンルとして捉えられており、「スクリーム」はその代表格です。
スラッシャーに特化したランキングとかあるかしら、と思って探したら結構ありました。
≪スラッシャー≫の定義にはどのサイトもそれなりにこだわりがあるようで、PASTEMAGAZINE.COMというサイトでは「The 50 Best Slasher Movies of All Time」を選出するにあたり、
- スラッシャーの悪役は人間(例え知的生命体であってもモンスターは除外)。
- スラッシャーにはボディカウントが必要(例え最終目標はひとりであっても、そこに行きつく過程で多数の犠牲者を必要とする)
- ホームインベーション映画は自動的にスラッシャー映画ではない(特定の女性をストーキングするような家庭内侵入者は前項ボディカウントルールに違反している)。
といった考察を設けた上で、ランキングを発表しています。
要するにサスペンスではなく、独創的な殺人が求められているというわけです。
因みにこのサイトの第1位は、
「ハロウィン」(1978年のオリジナル1作目)、
以下「エルム街の悪夢」「暗闇にベルが鳴る」「サイコ」「血を吸うカメラ」がベスト5(「スクリーム」は12位)。
※全部知りたい人はこちら。
Rotten Tomatoesのランキングも概ね似た感じですが、4位に「血みどろの入江」(1974)、10位に「サマーキャンプ・インフェルノ」(1983)、18位に「影なき陰獣」(1973)、22位に「ブラッド・ピーセス/悪魔のチェンソー」(1983)とかが入っていて“いい感じ”でした。
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敢えて王道以外から「私的スラッシャーベスト5」を選ぶなら、
とかでしょうか。
「SCREAM」は、2022年1月14日全米公開予定。
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