デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

そこに恐怖はあるのか? The Exorcist: Believer(エクソシスト/ビリーバー)の予告編

エレン・バースティン(現在91歳)が再びクリス・マクニール役で帰って来る「エクソシスト」(「三部作」の予定)最新作の予告編が公開されました。

これまで作られた前日譚も後日譚も全部なかったことにして1作目と直球地続き(このパターン何度目だろう…)。

予告から垣間見えるものとは…。

「The Exorcist: Believer(エクソシスト/ビリーバー)の予告編」(2023年/デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)

監督さんは「ハロウィン」三部作(無印/KILLS/ENDS)撮った人ですね。

森の中で失踪したアンジェラ(リディア・ジュエット)とキャサリン(新人オリヴィア・マーカム)。

森の中には何やら「儀式」を思わせる残置物が…。


3日後、二人は無事保護されましたが、失踪中の記憶は無し。

やがて二人は不気味且つ不可解な言動をとるように…。


アンジェラの父・ビクター・フィールディング(レスリー・オドム・ジュニア)は、50年前に同じような体験をした女優のクリス・マクニール(エレン・バースティン)に助けを求めますが…。

予告を観た第一印象は「ギャーギャーうるさい」

悪魔に憑りつかれる少女を黒人白人のコンビにしたので(ポリコレですかね、これも)Wでうるさい。

オカルト映画に求めるのはエンタメホラーじゃなくて静かな恐怖(少なくとも私は)。

毛穴が開くようなぞわっとする恐怖を味わいたいのですよ。

あと、こういう状態になったら父が探すのはクリスじゃなくてリーガンでしょ。

一応、存在を窺わせるカットはありますが…。


クリスはただ見ていただけで、憑りつかれた少女の苦しみとか解決策は分からないはずでは?(母としての苦悩はあったと思いますが、それは事態収拾の役には立ちません)。

観客としてもクリスよりリーガンの再登板の方が嬉し…くないですか?

勿論、監督はオカルトとスラッシャーの違いを十分認識したうえで撮っているでしょうし、一瞬映るドッグファイトのカット👇とか「よしよし、分かってるじゃん」ではあるのですが…。


全米公開は10月13日。続編三部作の2作目エクソシスト:ディセイバー』イースターの週末である2025年4月18日に公開予定。

★予告編はこちら。

 

★なかったことにされている「その後のリーガン」

★なかったことにされている「その後のカラス神父とキンダーマン警部」

★時間軸は異なりますがある意味「その後のクリス・マクニール」

 

 

 

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