悪霊に憑りつかれた色ボケソファが凶行祭り。
「キラーソファ(の予告編)」
(2019年/バーニー・ラオ監督)
ニュージーランド映画というとピーター・ジャクソンですが、ピージャク以外にも「アグリ」「BLACK SHEEP」「デモンズ2001」といった(未公開or小規模公開ながら)エッジの効いた作品が多数。
本作も“インテリア・ホラー”という新たなる地平を目指した野心作…な訳ゃありません。
頭に“キラー”と付いた時点で予告を観るまでもなく「低予算馬鹿映画」です(例「キラーコンドーム」)。
呪われたソファが持ち主フランチェスカに恋をして(よほど座られ心地が良かったのでしょう)、彼女を独占すべく訪問者を次々に…。
動機が色恋沙汰という所が人間臭くていいじゃないですか。
しかもこのソファくん、見た目がなんと言うか…可愛い。
どう見てもどーもくん。
ただ、トマトが転がってくるだけで人間が勝手にうぎゃーどしぇーと死んでいくリアクション・ホラーとは異なり、ちゃんとソファにキャラ付けがされていて、自発的に襲ってくるあたり真面目に作っていると言えなくもありません(どんだけハードル低いんだよ)。
そう言えば、日本にも“人喰い炬燵が襲ってくる”「バトルヒーター」なんて映画がありましたね。
これ↓
監督が「らせん」の飯田譲治、総監督が「竜二」の川島透。
映画『キラーソファ』は6月26日よりヒューマントラスシネマ渋谷にて公開予定。
※予告編はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=RzQjXUQk3qY。
★ご参考【ニュージーランド映画と言えば…】
★そしてキラーと言えば…
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