友達100人作りを目指すコミュ症の古見さんをアシストすると約束した只野仁人。
しかし、置かれた環境がマズかった。
2人が通う私立伊旦高校は、「県内有数の進学校でありながら試験方法は面接のみ! 合格基準は個性! 『奇人』『変人』『はぐれ者』『異端者』等のアクの強い者だけが集まる学校!」なのでした(第1話エンディング・ナレーションより)。
さて、どうする?只野仁人。
「古見さんはコミュ症です。/第2話(コミュ02~04)」(2021年10月6日深夜テレビ東京放送/安東大瑛演出)
そもそもコミュ力が高いわけでもないのに古見さんの隣の席という事でクラス内全生徒の敵意の視線を浴び捲る只野に友達づくりのアシストなどできるはずもなく。
唯一、声を掛けられたのは昔からの知り合い、幼馴染の長名(おさな)なじみ。
驚異のコミュ力でどんな相手でも出会った瞬間友達になれるという長名。校内全生徒が幼なじみと豪語する彼女なら古見さんとも…。
え、彼女?
『お前、何でスカート穿いてるの?』
『何言ってるのかな只野くん。僕は女だよ。
スカート穿くのは当たり前じゃないか』
『中学の頃、男だったよね、学ラン着てたよね』
長名なじみには不明なところが多々ありました。
いきなり男の娘疑惑の新キャラ登場。
スカート×ニーハイと言うグッとくる仕様に加え、女子生徒用のリボンではなく男子生徒用のネクタイを着用しているあたりがまた…。
友達に性別など関係ないとばかりに新しい環境に馴染みまくる長名でしたが、トラウマがひとつ。
それが古見さん。
子供の頃、初対面で唯一友達になれなかったのが古見さん(何を言っても完全に無視された…と長名は思っていますが、実は古見さんが反応できなかっただけ)。
『ショックで1週間寝込んだよ』
何とか誤解を解いて古見さんの友達になってくれるよう懇願する只野にほだされる長名。
『やっぱり只野くんはかっこいいなぁ~って。
濡れる』
『何が?』
おー久しぶりです、この台詞。
その後あれやこれやでめでたく古見さんの友達第2号となった長名。
思わずジャンプする古見さんが滅茶可愛い。
こうやって変な友達が増えていくんですね。
コメディ系シフトが明確になってちょっと安心しました。
さて、折角、長名なじみと言う破壊力抜群な「男の娘」が出て来たので、私的男の娘キャラ選手権を(順不同6傑)。
本人が「女」である事を主張しなくとも、周りの人間が惚れてしまう(もしくは男と認めない)キャラも広義で「男の娘」とします。では。
- 波戸賢二郎「げんしけん二代目」:ウィッグを使い分け印象自在。男声から女声を段階的に操ることができる技巧派。
- 星川リリィ「ゾンビランドサガ」:本名は豪 正雄(ごう まさお)。ゾンビィ6号。ヒゲが生えて来た事がショックで死亡しましたが、現在は決して成長することのない永遠の少女。
- 木下秀吉「バカとテストと召喚獣」:トイレやシャワー室が「男子」「女子」「秀吉」。男も女も超えた第三の性
- 漆原るか「STEINS;GATE」:宮司の娘(?)なので巫女服標準装備。岡部の「だが男だ」までが一セット。
- 戸塚彩加「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」:比企谷が『これは…恋だ』と自覚するレベルの美少女。守りたい、この笑顔。
- マヨタマ「旦那が何を言っているかわからない件」:同人作家。女装腐男子にしてブラコン。兄との肉体関係を虎視眈々と狙う真正の変態です。
次点として「あそびあそばせ」の青空つぐみを。出番が少なかったので、2期があればもうひと暴れして欲しいですね。
※画像は上段が左から、波戸、星川、木下。下段が漆原、戸塚、マヨタマです。
★ご参考