本日11月5日は「世界津波の日」
1854年(安政元年)11月5日に和歌山県で起きた大津波の際に、村人が自らの収穫した稲むらに火をつけることで早期に警報を発し、避難させたことにより村民の命を救い、被災地のより良い復興に尽力した「稲むらの火」の逸話に由来しているそうで、実に真面目な記念日です。
そんな日にこんな大馬鹿野郎な作品をご紹介する非礼をお赦しください。
「ゾンビ津波」
(2019年/アンソニー・C・フェランテ監督)
ポスタービジュアル1本勝負。完全出オチ。
しかし、この絵面とタイトルを思いついた時点で製作者の勝ち。
美しいビーチに囲まれた風光明媚な観光地(ロケ地はタイ)。
本日の観光客は団体さん。ゾンビ様御一行。乗り物は津波。
まるで「シャークネード」のバッタもんだな、と思ったら製作が「シャークネード」のSyFy、監督が「シャークネード」のアンソニー・C・フェランテ、そして主演が「シャークネード」のアイアン・ジーリング。
そのまんまやないかい!(笑)
もう兎に角、津波に乗ったゾンビが撮りたいだけなので、そこ以外は全部ザル。
いきなり急激な引き潮が起こって津波。おいおい地震はどうした?
と思って観直したら、一応、OPに海底地震っぽい映像が。いやでもこれどう見ても震度2くらいだそ。
スゲー津波が襲って来た割には陸地の被害はほとんどなく、あっという間に水も引いてゾンビだけが残される…「ヒアアフター」に土下座して謝りなさい。
あとはお定まりのサバイバル。
ゾンビの群れはバズーカで一掃。しかし、その背後で第二波が。
それでも最初のゾンビ登場シーンが船の上とか、メタルバンドの名前が「ザ・フルチ」だったりとかいらん目くばせは周到。
折角の津波、サーファーゾンビがいなかった事だけが悔やまれます。
ポスターデザイン各種
★ご参考:リゾート海岸に現れる罰当たりゾンビと言えば…
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★本日11月5日はT-1000ことロバート・パトリック(1959~)の誕生日(おめでとうございます!)
お誕生日プレゼントとして(嘘です)ピュアアーツというメーカーが「ターミネーター2 T2/ T-1000 1/1 ライフサイズ アートマスク」を発表しました。
ライフサイズ(全高約44cm)とは豪儀な!
発売は2022年12月と次の誕生日のさらに先ですが、ファンの人は102,300円(税込)握りしめてお待ちください。
パトリックさん、このT-1000の印象が強すぎて、以降はパロディもしくは客寄せ的ゲスト出演が多くなってしまいました。
それでも存在感バッチリなのが凄い所ではあります。