渋谷お買い物デートの〆は漫喫。
海夢のお薦めは癒し型日常系4コマ「超売れっ子高校生ラノベ作家の俺が毎晩サキュバスに迫られて困っています」(略称「サバこま」)。
主役のサキュバス、リズが大好きだけど、ハーフツインの髪型が自分には(ジュジュのように可愛い子じゃないと)似合わないからコスプレはしない、という海夢を真正面からガン見する五条。
『あの…喜多川さんなら似合うと思うんですけど…駄目なんですか』
『ご、ごじょーくんがそーゆーならー…し、し、しちゃおっかなー』
ったく、そーゆーとこだぞ、五条。
という訳で次のコスプレは「サバこま」のリズきゅんに決定。
ただ、ひとつ困ったことが…
《簡略化された絵だから服がどうなっているのか分からない…!!》
背面に至っては髪で隠れて何も見えない。つまり、ほとんどの部分を自分で考えて作るしかない。自分で考えて…。
考えに考えて作った衣装。折角だからスタジオで撮影したい…という海夢が押さえた場所は…ラブホテルでした。
「その着せ替え人形は恋をする/第11話・俺は今、ラブホテルにいます」(2022年3月19日深夜TOKYO MX放送/山本ゆうすけ演出)
《コスプレ撮影OK》を謳っていますが、完全にラブホ。枕元には除菌済み電マが日本刀のように(こう飾られると何か厳かな雰囲気になるから不思議)。
溶ける五条と固まる五条。
とは言え折角来たし前金払ったし…で予定通り撮影続行。
海夢着替えの間、手持無沙汰の五条くんがテレビのスイッチを入れてみたら…
流石に画面の再現はなかった…。
で、着替えてメイクしてリズ完成。
この尻尾、使い回して「To LOVEる」のララとかもやってくれないでしょうか。
デフォルメされたキャラを等身大の女性に当てはめ、尚且つ衣装のほとんどを独自の解釈でデザインした事で、原作者のイメージと解離してしまったのでは、という五条の悩みを海夢が一蹴。
『全然アリでしょ』
自作する人は分からないところは超一杯考えて、自分の解釈で作るからみんなバラバラで、むしろそれが良さで、だからコスは楽しい、と。
自由って素晴らしいですね。
撮影は原作読破した五条のリクエストで印象深い場面を次々再現。
リズが子守唄でもうひとりの主人公・要を寝かしつけようとする場面を要の視点で再現しようとした五条は自分の上に海夢を乗せて下から撮影。
出来は上々でしたが、それは一般的に騎乗位と呼ばれる体位だよ。
…と言う事にようやく気付いた五条の血流が下半身に集中、硬質化した何かが海夢の身体を押し上げて…。
慌てて海夢をどかそうと上体を起こした五条君ですが、結果、騎乗位転じて対面座位。
正に《抜き差しならない》状態(抜き差しの語源は刀の抜き差しですが、絶対別の意味があったと思います)を打開したのはフロントの「お時間ですが延長しますか」電話。
悶々を土産に帰った五条はライトハンドで残務処理(ここ、絵にするとは思いませんでした。スタッフの前のめりさに敬意を表します)。
思春期だもの。
おまけ「サバこま」
癒されます。これ5分枠で良いのでスピンオフでアニメ化してくれないでしょうか。
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★本日3月21日はゲイリー・オールドマン(1958~)の誕生日(おめでとうございます!)
渋すぎて印象に残りにくい(すんません!)お方ですが、本日はこの2本立てで。