4月です。春アニメスタートです。
恒例「第1話だけでも観てみよう」今期トップバッターは、
「阿波連さんははかれない/第一話・近すぎじゃね?」(2022年4月1日深夜TBS放送/牧野友映演出)
はかれない=測れない。他人との適切な距離をうまく測ることができない女の子のお話です。
桜満開入学式。高校生活を始めるに当たってライドウには密かな野望が。
《この高校で俺は変わる! この仏頂面を怖がられて、うまく馴染めなかった中学時代。あんな毎日とはおさらばだ。そのための第一歩「隣の人に話しかける」。まずは自己紹介で名前を聞いてから…》
が、しかし…
気がつけば隣の席の女の子は自己紹介終わって着席。
《自己紹介、聞き逃したんじゃね?》
ノートの表紙に名前が。《阿波連》。よし!
が、しかし…。
全アプローチ不発。驚異のスルー力でライドウ透明人間化。練習してきた“笑顔(どこが?)”も効果なし。
《もう高校デビューなんて高望みはしない。返事ひとつ貰えればそれでいい》
が、しかし…。
全打席空振りで放課後。駄目だ今日はもう帰ろう…。
帰りしな、阿波連さんが何か言ったような…気のせいか。
翌日。授業中に阿波連さんが落とした消しゴムをライドウが拾った事で事態は一変。
突然のゼロ距離接近遭遇。ち、近くね?
よく見れば口元が動いている。何か話しかけようとしている。しかし、声が小さすぎて聞こえない。何?
『教科書忘れた』(←ヘッドホンで聞き返したらちゃんと言っていました)
机をくっつけたら…
更に昼には一緒にお弁当のお誘い。そしてもれなく近くね?
「あ~ん」まで。
そのまま放課後はプリ撮ってにカラオケ行って(マイク音拾ってなくね?)
ほぼ抱っこちゃん人形状態。
一気に距離が縮まったかと思いきや、翌日は再びオールスルー。え、何で!?
勿論、理由がありました。
『わたし、昔から人との接し方の距離の加減ができないの』
ちょっと仲良くなったと思ったら、すぐ馴れ馴れしく…結果、気持ち悪がられて…でもライドウが消しゴム拾ってくれて話しかけてくれたのが嬉しくて。でもまたやってしまった…。
『別にあれくらい気にしてないし、少しくらいなら別に構わないけど』
古見さんとは一味違うコミュ下手さん。当面の問題は小さすぎる声。
解決策模索ライドウ。「読唇術」をマスターするも、阿波連さんほとんど口動かさずに喋る腹話術師タイプで失敗。
ならばと「骨振動」を試すもヘッドバッド連打に終わり失敗。
「テレパシー」「伝書鳩」「モールス信号」「ハンドサイン」「矢文」「狼煙」…
『万策尽きてね?』
いやいやいやちょっと待て。何故「Line(もしくはメール)」という選択肢が出てこない? 時代設定いつだよ(笑)。
母親出張で弁当を持ってこられないライドウのために早起きして弁当を作り、寝不足で目を開けたまま爆睡する阿波連さん。
『眠いなら少しぐらい体を預けたっていいよ。弁当も美味い。ありがとう』
『じゃあ、少しだけいい?』
《いくらなんでも預けすぎじゃね?》
阿波連さんは人との距離を測れない。ライドウは阿波連さんの行動を量れない。
古見さんと被るところ大ではありますが、阿波連さんが可愛すぎて超絶癒し系。
週末の楽しみがひとつ増えました。
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★本日3月3日はアレック・ボールドウィン(1958~)の誕生日(おめでとうございます!)
本日は「レッド・オクトーバー」2年前のこちらを。
★本日のTV放送❶【21:00~BS-TBS】
★本日のTV放送❷【24:30~BS松竹東急】