『あたし、2次元にしか恋した事ないんだよね』
「ったくこれだから3次元は…」は“2次元嫁”を愛でる男が口にする定番台詞ですが、当然、同類女子というものも存在するわけで。
問題は、それが人間ではなく、精霊だという事でしょうか。
いやそれハナから無理ゲーじゃね?
「デート・ア・ライブⅣ/第一話・あわてるな。これは精霊の罠だ」(2022年4月8日深夜TOKYO MX放送/中川淳監督)
DEMの秘密研究施設に囚われている精霊と思しき女性。
施設を急襲し、5年に及ぶ実験から彼女を解放したのは時崎狂三(の分身体軍団)。
『ようやく見つけましたわよ。第2の精霊…シスター』
今期も狂三の出番は多そうで何よりです。
一方、大仕事を終えて検査モードに入っている五河士道。帰り道の裏路地で行き倒れている女性を発見。
おんぶしたら押し付けたり揺すったりとサービス満点のお姉さんのお仕事は漫画家。
それも超有名人。ペンネーム:本条蒼二(ほんじょう そうじ)で世間的には男って事になっていますが本名:本条二亜(ほんじょう にあ)で女性。5年間休筆していましたが連載再開。
久々の仕事に熱中するあまり食事もとらず、コンビニでも行こうかと外に出たら空腹と地球の重力に負けて行き倒れていた、と。
お粥で餌付けしてベタ塗りのアシスタントまでこなした士道に”お礼”として秋葉原デートを持ち掛ける二亜。
『それって「荷物持ち」ですよね?』
渋る士道に正体を明かす二亜。彼女は精霊。5年間DEMに拘束されていた第2の精霊。コードネーム:シスター。
ラタトスクの存在も士道の力も理解した上での小芝居でした。
彼女の真意はどこに…。
まあネタを割ってしまえば「これからもDEMに追われるの面倒だし、いっそ士道にデレて封印してもらっちゃおっかなー」だったのですが、ここに大きな問題がひとつ。
駄目だ、3次元には萌えられない…。
百合攻略時よりも高難易度なクエスト。果たして士道に勝機はあるのか。
掴みとしてはまずまずの第1話だったのではないでしょうか。
三石琴乃さんのオープニングナレーションを楽しみにしていたらナレーション無し!
しかし、EDに「予告ナレーション:三石琴乃」の文字発見。
これはこれで良い味わいでした。
おまけ❶
義妹と実妹がくんずほぐれつ。真那の出番増やしてください。
おまけ❷
二亜の発顕天使は聖典のような本の形をした《ラジエル》。古今東西の情報を瞬時に得ることが出来ます(権限無制限なGOOGLE先生みたいなもんですかね)。
未来予知はできませんが、ラジエルに書き込むことによって未来を特定することができます(書き込む方法が漫画なのでちと手間ですが)。
★ほとんど忘れている3期のクライマックスはこちら。
★本日4月10日はスティーヴン・セガール先生(1951~)の誕生日(おめでとうございます!)
あれこれ観てはいますが、識別不能分別不能。自分で書いておきながら読み返してもピントが合わない作品もちらほら。
比較的記憶にとどまっている(か?)作品をひとつふたつみっつ。