『私、耽美な世界観が好きなのよね。邪神ちゃんドロップキックXはこれで行こうかしら』
再びクラファン使って漕ぎつけたシーズン3。第1話記念イベントはキャラ変。
3期はシリアスモードで行くという邪神ちゃんにゆりねが乗って耽美化。
レギュラーメンバーも次々キャラ変。
キャラ変と言えば「ゆるゆり なちゅやちゅみ」のアバンですが、あちらは全員劇画(アメコミ?)風だったのに対して、こっちは百花繚乱。
児童漫画風、90年代風、泣きゲー(クラナド?)風、天野喜孝から赤塚不二夫まで。
ぴのに至ってはこれまで封印されていた性的表現助長キャラに(こちとら2時過ぎまで起きてリアタイしてるんだからこれくらいのサービスはあって当然。ってか光邪魔)。
『ごちそうさまでした』
『なんだか混沌とした絵面になってしまったわ。やっぱり絵柄の統一って必要ね。皆アイキャッチ明けまでに元に戻っておくようにね』
という訳で3期発進。
「邪神ちゃんドロップキックX/第1話・ハルマゲドンかるたX」(2022年7月5日深夜テレビ東京放送/佐藤光監督)
時間軸は正月(2期って最終回で雪合戦とかしてなかったっけ?)。レギュラー揃ってお雑煮パーティ。でもその前に腹ごなしのかるた大会。
各々のトラウマ抉るエグイかるたで大盛り上がり。
通りかかった通行人が初音ミク(OPで対バン募集チラシとか映っていたので何かと思ったら本人登場。しかも中の人が藤田咲で本当に本人)。
90円のネギが100円硬貨に化けるわらしべ長者(?)ミク。
後半は児童養護施設アイアンコマンドーに新しいお友達が。
幼女リエール。その正体はぺこら、ぽぽろん、ぴのの主、つまり神。
公園で最後のパンの耳を食べ、夜は久しぶりに自然のサラダバーかと黄昏るぺこらの傍で野草を採っている謎のおっさん。誰だよあんた?と思ったら…
岡本信人か!?
ぺこらの隣に座るリエール。最初は誰か分からなかった(天界では熟女のような何かだったらしい)ぺこらですが、主と気づき、やっと天界に帰れる、もうサラダバーに行かなくていい!と喜んだのも束の間。
『いや、まだサラダバーのお世話になるぞ。私が来たのはまた地上を大掃除する事になったからだ』
私利私欲のためだけに生き、地上を汚すだけの堕落した存在である人間の抹消がリエールの目的。
そいつは聞き捨てならん、と地上大掃除計画に割り込んで来たのは邪神ちゃん。
『オスメススキトキメキキス』
ここで83年松本明子と82年伊藤さやかを掛け合わせるとは! 何とハイブリッドなご挨拶。
『人間界を滅ぼしたいんならまず私を倒さないと駄目だな』
神に対峙する邪神。邪神が身体を張って守ろうとするもの、それは…
『パチ屋にゲーセン、競艇、競輪、競馬にポーカー、麻雀にチンチロ、花札、ピー(FX)、そしてピー(仮想通貨)…地上に滅んでもらっては困るんですの』
欲望開放、堕落の象徴、お前もう魔界に帰る気ないだろ。
そこに更に割って入ってきたのがゆりね。
『こらー邪神ちゃん、あんたまたクリアファイルにサンドイッチ挟んで引き出しに仕舞ったわね!』
状況が飲み込めませんが、とにかく激おこのゆりねさんが弓を引く右ストレート。咄嗟にリエールを盾にする邪神ちゃん。
十分に体重の乗った鉄拳は吸い込まれるようにリエールの顔面に。
神打ち砕く人間パンチ。新たなゆりね伝説の始まりです。
おまけ
かるた大会シーンでやたら何度も映った「ツチノコのセクシーシーン、きっとみんなが待っている」の札。Cパートで映像化。
いや別に待ってないぞ。
★折角なので2期(ダッシュ)の名場面をプレイバック。
★本日7月7日はSF作家・光瀬龍(1928~1999)の命日。
1999年7月7日…何となくSF作家に相応しい旅立ちの日のような気がします。
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