デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【初夢の衝動と】それでも歩は寄せてくる #5【猫化するヒロイン】

『それ以上は…口が…口がひっついちゃうからぁ~!』

初夢は 意識の下のリビドーが 漏れて溢れて 謹賀新年。


今年も良い1年でありますように。

「それでも歩は寄せてくる/第5話・もっと知りたいので」(2022年8月4日深夜TBS放送/細田雅弘演出)

あろうことか歩と「口がひっついちゃう」初夢を見て悶々とするうるし。

商店街をふらふらしていたら歩とばったり。

小腹が空いたので、元旦営業している奇特なお好み焼き屋へ。

そこにはうるしの亡き爺ちゃんと「腐れ縁」だった店長が。


爺ちゃん存命中は朝から晩まで「将棋会館」と化した事もあり、うるしも小さい頃からお世話になっていたという。

『あの…先輩が小さい頃の話、聞かせてください』

『ああ、いいぞ』(ふたつ返事!)


話を聞く限り店的に「大惨事」の様相(タイトル画像参照)を呈した事もあったようですが、まあ、可愛いからOKだったのでしょう。

帰り道、主を心配したのか、うるしの飼い猫「金」がお出迎え。

うるしに似た金を歩がこれでもかとかいぐりかいぐり。金も飼い主ほったらかしで懐きまくり。

『俺の事、好きなんですかねえ』


愛撫しまくられる金を自分に重ねて照れデレるうるし。

今期は猫に自分を重ねるヒロインが続々。

『坊ちゃま…私も…私も…撫でなんでもございません

(「最近雇ったメイドが怪しい」第2話より)


まあ、過去には猫そのものになって極上愛撫を受けたヒロインもいましたが…。

『このまま結城くんの猫になれるならそれはそれで…』

(「TO LOVEるダークネスOVA「ニャンダフルライフ」より)


★猫化するヒロインたち。


今回はもう一組のカップル、タケル&桜子のお正月映画館デートも。

映画の展開を真似てタケルに迫る桜子が可愛いのお煮しめですが、気になったのは観ている映画。

恋愛物のようで、ハードボイルドアクションのようで、近未来SFのようで。


最後には何と倒れた男主人公が女主人公の前で巨木(世界樹とか生命の樹レベルの樹木)になるという「なんじゃそりゃそりゃ」な不条理展開。


「死して樹になる」シーンには触れていませんが、こんな👆👇映画もありましたね(関係ないと思いますが)。

 

今週は良い感じに取っ散らかって無駄に話が広がったな。満足。

 

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★本日8月6日はロバート・ミッチャム(1917~1997)の誕生日。

寡黙で男満開な57年(40歳くらい)と枯れて饒舌な75年(58歳くらい)の2本立てをどうぞ。