『田中先輩に決闘を申し込みます。私が勝ったら将棋部を辞めて剣道部に戻ってください』
春、桜、進級、クラス替え、新入部員勧誘。
やって来たのは中学剣道部の後輩。高校でも剣道部に入っていると信じて疑わなかった田中先輩と角竜先輩が剣道部に入らず揃って将棋部!? 何故!?
認めない。渡せない。取り戻す。入部届を果たし状に持ち替えた女、香川凛、見参。
「それでも歩は寄せてくる/第7話・辞めるわけにはいかないので」(2022年8月18日深夜TBS放送/廣田陽香演出)
前回は年明けイベント「バレンタイン」。
バレンタイン名物「花咲か女神」。モテない野郎どもに潤いを。
(右は「デート・ア・ライブ Ⅳ」)
年間イベントも一通り終わって春。
各学年クラス替え。うるしはマキ、ミク、ひなのと同じ組。
必殺アゴ乗せバイブ3姉妹(なんか羨ましい)。
一方の歩。見上げる桜に思い出すのは1年前のあの出会い。
タケルと共に剣道部を目指す歩の前に現れたひとりの少女。
≪これが…そうなのか!?(ビビッと来るというやつなのか!?)≫
『入部します!』
一目惚れだったのか、歩!
そして1年。再びやってきた新入部員勧誘の季節。今年こそ正式な「部」に昇格して先輩の喜ぶ顔を…。
しかし、勧誘は思うに任せず。代わりにやって来たのが田中、タケルの後輩・香川凛。
将棋部か、剣道部か。進退を賭けた1本勝負。
『大丈夫ですよ。勝ちますから』
突然の展開に口を挟めず狼狽するばかりのうるし。
『大丈夫っすよ。あいつが勝つっつって負けた事無いですから』
何気にタケルが歩に全幅の信頼を置いているのが微笑ましい。
『歩から聞きましたよ。部員集めて正式な部にするのが先輩の望みだって』
『それはそうだけど…そう、なんだけど…』
気が気ではないうるし。たまらず道場へ。
≪部員集めて正式な部にするのが夢だったけど、もし、部になっても…歩、私は!その時にはお前がいなくちゃ…絶対に嫌だ!≫
それもうどこに出しても恥ずかしくない(いや恥ずかしい?)告白(心中独白)でしょ。
走るという行為はそれだけで絵になる(想いが伝わる)もの。
果たして勝負の行方は…。
試合後、将棋部のブースを訪れた凛。
『お前何でまだここにいるんだよ? 剣道部はあっちだぞ。もしかして場所が分からないのか?だったら案内して…』
『無用です。私は将棋部員なので』
『は?何で?』
『何故って…決闘で負けたからですが』
『うえ!? そーゆーもんなの?』
『そうですよ』
勝負の掟は厳しい…いや実はチョロインなのか、凛。
★アニメで剣道シーンを見たのは久しぶり。剣道アニメと言えば…。
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