『やーだー!(蛍光灯は)私が取り換えるんだー部長だからー!』(将棋部部長・八乙女うるし)
『駄目だ!これ(蛍光灯交換)は部長の仕事だ!』(GJ部部長・天使真央)
たとえ小さくても届かなくても物理的に不可能でも、部長職に就いたからには譲ることのできぬ責務がある。
それが蛍光灯交換。
こういう時は脚立ですよ、脚立。
「それでも歩は寄せてくる/第4話・一緒に過ごしたいので」(2022年7月28日深夜/西本光咲演出)
終業式を間近に控えた(つまりクリスマスも間近に控えた)12月。うるしがちょっと寒いと口走ったら、歩が温かい段ボールハウスを(タイトル画。完全に捨て猫)。
今日は将棋部部室(その実態は「物置」)の大掃除。
蛍光灯取り換えて、雑巾がけしてサンタの小物飾って…。
そして迎えた終業式。部室に鎮座していたのは大掃除の戦利品(鹵獲品?)、古いテレビとDVDプレーヤー。
折角だから何か見たいけど関心のDVDがない。
『歩、都合よく持ってたりしないよな?』
『ありま…いやあ…持ってないです』
あからさまな挙動不審。問い詰めようとして何かを察するうるし。
察した内容はアニメでは敢えて語らずスルーしていましたが、言うまでもなく…。
『そういうの、どこで買うんだ?』
『主にネットですね。最初はあまり興味がなかったんですが、試しに観て見たら嵌ってしまって。今では新作が出る度にチェックしています』
『え…ええぇ…』
そういうものは観た事がないから苦手かどうかも分からないと言ううるしに『じゃあ観て見ますか?』。
『では、俺のオススメ。「ゾンビ1億人大行進」です』
観たい!良い趣味してるじゃないか、歩。結局、DVDは再生される事無く、通常の(そして本年最後の)部活に。
部活年内最終日の手合わせも歩の負け。勝率ゼロのまま年の瀬幕引き除夜の鐘。
落ち込む歩にうるしが「駒落ち」を提案。
ハンデ戦でも勝ちは勝ち、といううるしの言葉にならばと気合満タンで年内最後の大一番。
白熱の打ち合いの結果、勝ったのは…歩。
『初勝利、おめでとう!』
『…先輩、俺、先輩に将棋で勝ったら伝えたいことがあったんです』
伝えたい事…勿論「告白」ですが、原作ではうるしも「告白されるのでは!?」という予感があって、それ故に緊迫した攻防だったのですが、アニメではうるしが「クリスマスに誘う気か!?」という別の読みをしてしまったために焦点がぼやけてしまいました。
クリスマスエピはこの後の話なのですが、強引に「併せ技」にされてしまいました(あー今週の脚本、赤尾でこさんじゃないのか)。
告白の行方は勿論有耶無耶(原作では先輩の偉大さを再認識した歩が「平手での勝利」を誓って意図的に有耶無耶にするのですが、アニメではなし崩し)。
にしてもクリスマスイベントを「玉砕」という形でスキップする展開は珍しい。
そう言えば、うるしは田中の事をしっかり「歩」と名前呼びするようになってましたね。おめでとう歩。
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★本日7月30日はジャン・レノ(1948~)の誕生日(おめでとうございます!)
★そして本日は裏路地プロレスの王者、ロディ・バイパー(1954~2015)の命日。
代表試合は勿論、