劇場に2回足を運んで2回とも爆睡した1984年版「ゴジラ」(監督は同年に「さよならジュピター」を撮って監督業から足を洗った“ある意味天才”橋本幸治)の負債を一気に精算した「ゴジラVSビオランテ」(1989年/大森一樹監督)のメインキャラ「ビオランテ」をアートスピリッツがスタチュー化しました。
興行的には振るいませんでしたが、ねとらぼ調査隊が実施した「平成ゴジラシリーズで一番好きな怪獣・メカは?」というアンケートでは堂々の第1位(2022年2月実施)!
ゴジラ細胞×バラ遺伝子×沢口靖子という人知を超えた組み合せにより誕生したビオランテは造形も革新的。
スタチュー化のハードルは高かったのではないかと思いますが、見事完成。
全高12cmという、やや小ぶりなサイズではありますが、良い感じにビオランテを再現しております。
このスタチューの狂暴極まりない口元と、やはり先端が口になっている触手を見て激しい既視感。
はて、これと似たような「歯並び」モンスターをどこかで観たような…。
…デッドリー・スポーンだ!
いやあ、これ👆ほとんど兄弟でしょ。
製作はビオランテに先んじる事6年の1983年。
登場時は人間スケールですが、最後にはきっちりビオランテとタイマン張れるサイズになります。
デッドリー・スポーンのフィギュアはないのか、と探したらありました。
着色済みビニールフィギュアが特価85$(定価は175$。ほぼ半額)。
素晴らしい歯並び(笑)!
ビオランテ v.s. デッドリー・スポーン。並べて飾ってみたいと思いませんか?
「激造シリーズ EX/ゴジラ vs ビオランテ:ビオランテ PVCスタチュー」は税込14,520円で2023年4月発売予定。
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★本日8月25日は増村保造監督(1924~1986)の誕生日。と同時に田宮二郎(1935~1978)の誕生日。
増村保造×田宮二郎と言えば問答無用で「黒の超特急」「動脈列島」ですが、どちらもご紹介(再掲)頻度が高いので、今回は涙をのんで別々に。
まずは増村監督から2本。
続いて田宮二郎から2本。