デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【決め手はやはり】ウルトラセブン55周年記念/4K特別上映【キャシー・ホーランか】

ウルトラセブン放送開始55周年を記念して、代表的なエピソードを5話セレクトした4K特別上映が、全国の16劇場で実施されています(10/1~13日の13日間)。

上映タイトルは

  1. 第7話「宇宙囚人303」
  2. 第26話「超兵器R1号」
  3. 第37話「盗まれたウルトラ・アイ」
  4. 第48話「史上最大の侵略」(前編)
  5. 第49話「史上最大の侵略」(後編)

どれも名作の誉れ高…ん?「宇宙囚人303」?

好きな回ではありますが、代表的エピソード(しかもトップ5)か?

順当に選べばここは「ノンマルトの使者」でしょう。

実相寺枠って事で「狙われた街」「第四惑星の悪夢」でもいいですし、通好みという事なら「ダークゾーン」、特別ヒロイン枠を設けるなら松坂慶子がゲスト出演した円谷版ミクロの決死圏「悪魔の住む花」もアリでしょう。

最終回があるので前後編もの(「ウルトラ警備隊西へ」「セブン暗殺計画」)が外されるのは致し方ないとして、何故ここでキュラソ星人

確かに本作には外人裏ヒロイン枠とも言うべきキャシー・ホーランが出演しておりますが…。

ヒロイン枠という意味なら、フジ隊員とアンヌ隊員が夢の競演を果たした遊星より愛を込め…いや何でもありません。

やはり選者の中にキャシー・ホーランファンがいたのでしょう(多分チガウ)。

★鑑賞前後のサブテキストとしてこちらをどうぞ。

 

「55周年記念」企画には共通キャッチとして≪55年前、未来があった≫という文字が躍っておりますが、そこはかとない違和感が。

「科学が明るい未来をもたらしてくれる」と言う希望があったのは「ウルトラマン」で、「その科学がもたらす未来は必ずしも明るいわけではない」というアンチテーゼが「ウルトラセブン」だったと思うのですが。

まあそれもこれも含めて「未来」という括りなのでしょう。

ウルトラセブン55周年記念サイトはこちら。

seven55th.m-78.jp



 

ランキング投票です。55年前の未来と現実が合致している方はワンポチを。

 



★本日10月6日は「トムの日」。

「ト(10)ム(6)」でトム・クルーズの日。『ミッション:インポッシブル3』のDVD発売を記念して、「パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン株式会社」(現:パラマウント・ジャパン合同会社)が制定しました。

しかし、「トムの日」だけだと、トム・サヴィーニの日なのかトムとジェリーの日なのか親指トムの日なのか分かりません(間違っても「トム・ハンクスの日」とは言わない)。

やはりここは「トム様の日」としてもらいたいところです。

今回は「トップガン」以前、若き日のトム様出演作を。