ジョン・ブアマン監督の哲学的SF「未来惑星ザルドス」(1974年)が約半世紀ぶりに4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開される事になりました(乾杯🥂!)。
「死」があるからこそ「生」がある。「死」のない世界には「生」すらも存在しない。
アングラSFの金字塔。ショーン・コネリーの≪突き出される手≫からブアマン節全開。
改めて自分の書いたレビュー読み返しましたが、この傑作を前にして「乳出し惜しみ無し!」とか「空飛ぶ仏頭」とかホント最低(大満足)。
★お手すきの方は覗いてやってください。
近年、70年代の名作・問題作が次々レストア再公開されています。ざっと思いつくだけでも
「恐怖の報酬」オリジナル完全版(2018年公開)
「ゾンビ」日本初公開復元版(2019年公開)
「ブルース・リー4Kリマスター復活祭」(2020年公開)
2019年には「サスペリア」の4Kレストア版が公開。
他にも(70年代モノではありませんが)監督自らが再編集した「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」や「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」なんてのも。
是非、この勢いに乗って70年代問題作を次々レストア再公開して欲しいと思います。
大画面スクリーンで、高画質で、高音質爆音で観たい70年代モノと言えばこの1本。
「マッドマックス」(1979年/ジョージ・ミラー監督)
長らくソフトの音声がモノラルのみというふざけた仕様(最近になってようやく5.1版が出ましたが4Kレストアは海外版のみ)だったので、この機会にキレッキレの高画質&7.1chくらいのウルトラ立体重低音でリバイバル公開してください。
って誰に御願いすればいいんでしょうねえ…。
「未来惑星ザルドス」4Kレストア版は11月4日より、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
☜ランキング投票です。70年代モノのレストアリバイバルを観たい方はワンポチを。
★そして本日10月8日は70年代を代表する女優のひとり、シガニー・ウィーバ―姐さんの誕生日(おめでとうございます!)。
そう言えば本作も2013年にDC版のデジタルリマスターが再公開されていましたねえ。