ポプ子『信じるか信じないかは、信じるか信じないか次第です!』
クトゥルフ『じゃあ信じないです』
ポプ子『お前は…ダイスロールでもやってろ』
『そうなんだよね地球がヤバいということは…つまり地球がヤバいことになるんだよね。もしかしたら地球はすでにヤバいことになっているのかもしれない』
畳みかける進次郎構文。混ぜっ返すクトゥルフ。切り捨てるポプ子。
偏差値貧乏な台詞の組み合わせで異なる次元の会話を成立させてしまうとは。
これだけおちょくられれば小泉くんも本望でしょう。
「ポプテピピック(第2シリーズ)/第5話・SHINING SHOULDER」(2022年10月30日TOKYO MX放送/青木純監督)
何かクトゥルフの出番が増えてきました。喜ばしい事です。
まずは「ピピ美のEnglish Entrance」コーナー。
「背後に混沌」「邪悪が目覚める」-英会話の練習にしては例文が不穏(笑)。
そして始まる神話世界の英雄伝説。
勇者シャイニングショルダーの冒険譚…を歌にしているのですが、これが見事なメロスピ、いやシンフォニック・メタル。
メタラーホイホイです。
そして現れたラスボス…ってデフォルメ無しクトゥルフさんじゃありませんか。
この曲(SHINING SHOULDER)クセになります。名曲。
一瞬のネタでしたが見逃せなかったのが、トーマスチックな蒸気機関車になったポプ子とピピ美の横を自転車で並走していたクトゥルフくん。
左手挙げたその姿、「江ノ電自転車ニキ」じゃありませんか。
2021年8月5日、江ノ島電鉄で最も古い1960年(昭和35年)製300形電車305編成の点検・塗装終了後試運転の現場に現れ、305編成に並走したため、撮り鉄と一触即発状態になった謎の外国人。
映像がTwitterで拡散され、「江ノ電と並走していた自転車に乗ったアニキ」略して「江ノ電自転車ニキ」と呼ばれるようになりました。
その役をクトゥルフにやらせるとは。忙しいなクトゥルフ。
★本日11月2日はアーウィン・アレン監督(1916~1991)の命日。
「ポセイドン・アドベンチャー」を製作し、「タワーリング・インフェルノ」のアクションシーンを監督し、パニック映画の巨匠の名をほしいままにしましたが、「スウォーム」(監督)、「ポセイドン・アドベンチャー2」(監督)、「世界崩壊の序曲」(製作)の“何やってんだアーウィン・アレン三部作”で全てを失って映画界から撤退しました。
本日は名作2本と迷作2本の豪華4本立てで。